グローカルの学生さんに聞いてみました 筈谷 友紀子さん(龍谷大学 2回生※2016年インタビュー当時)

 

グローカル学生事業部の人見です!

第7回目の今回は龍谷大学2回生の筈谷 友紀子(はずたに ゆきこ)さんに登場して頂きます!

筈谷さんは1回生の時から「Have Fun! Eidenプロジェクト」に参加される、心優しきローカル鉄道好きの女の子!プロジェクトを2年続けた

 

 

 

【~「好き」が高じて・・・~】

人見:グローカルで活動しようと思ったきっかけを教えてください。

 

筈谷:はい。同じ学部の友達がSNSで「グローカルで活動するよー」って投稿していたのを見たのがグローカルを知った最初のきっかけで、その子が貼っていたリンクを飛んだら「Have Fun! Eidenプロジェクト」(以下「Eidenプロジェクト」)のページを見つけました。

元々鉄道関係の仕事が出来たらいいなぁと思っていましたし、一回生の時は今よりも結構時間に余裕があって、何か始めてみたい自分にピッタリだなと思い、参加しました。

 

人見:なるほど、電車が好きなんだね。

 

筈谷:そうですね。私の地元の和歌山県には「和歌山電鉄」という鉄道会社があり、一両や二両編成のローカル電車が走らせています。有名なデザイナーの方が手掛けた電車や、猫が駅長をしている駅があったり、そういうのを見ている内にローカル電車が好きになったんですね。

「Eidenプロジェクト」の連携先企業である叡山電鉄(以下「叡電」)さんもローカル電車を走らせているので、めちゃ可愛いなって思います(笑)

 

人見:確かに叡電さんの電車もローカルだったね!なるほどです。

 

では次に、実際プロジェクトではどのように活動しているかを教えてください。

 

筈谷:私たちはプロジェクトの三期生になるんですけど、「365日叡山電鉄を楽しめる」をコンセプトの元、イベント立案をしています。

今は最初のイベントとして「小説の日」と「おみくじの日」というイベントが考えています。

 

人見:筈谷さんは「小説の日」の立案グループにいるんだったよね?

 

筈谷:はい。

叡電の社員さんから頂いた叡電にまつわるエピソードを、ライトノベル作家の方や愛好家の方にショートショート風に編集して頂いて、それをポスターサイズで駅構内に貼って電車を待つ間にも叡電を楽しんでもらおうというものを実施する予定です。

 

 

人見:そうなんだ。なんかいいよね、最近のトレンドに乗っている感じがして。

 

筈谷:叡電の社員さんから「自分たちが楽しめて、かつ自分たちの世代が楽しめるようなことをしたらどう?」言って頂いたんですよね。

 

なので事前アンケートの調査対象も若者に行いましたし、ラップ(ヒップホップ)の日の企画を考えたり、叡電のマークを見つけてもらう「隠し叡電」を検討したり、若い人たちが楽しめて乗ってみようと思えるイベントの企画・立案に力を注いできました!

 

人見:とても楽しそうに活動されていますね! 素晴らしい!

 

△写真はイベント当日の様子(おみくじのブースも全て手作りでつくられている)

 

【~恩返しがしたい~】

人見:筈谷さんは1回生の秋頃から活動されていて、もう1年以上もEidenプロジェクトに携わってきていると思います。なぜ長期に渡って活動したいと思ったのですか?

 

筈谷:活動を始めた1回生の頃の自分は、企画書を作ってもただただ文字を並べているだけとか、正直何も出来ない知らないっていうことだらけで、消化不良な感じが残ったんですね。でも物事って継続しないと成果は出ないんじゃないかなと思いますし、長くいてこそ社員さんの気持ちや本音を理解出来るのでは?と思ったので、2年目も挑戦してみました。

人見:なるほどです。じゃあ活動の中で身についた力も?

 

筈谷:名刺の渡し方や目上の方と同席する際の社会マナーを仲田さん(コーディネーター)にレクチャーして頂いて、今でも大学のつながりで社会人や先輩と会う時に役立っています。当時1回生の頃でマナーなんて全く知らなかったですし、驚きもあったんですけど、あの頃があったから今の自分があるんだなぁと思います。

 

人見:プロジェクトを通して見えてきた価値観や新しく生まれた考えはありますか?

 

筈谷:中小企業のイメージが変わりましたね。

当初はルーティンワークをしているイメージでしたが、実際は大企業より中小の方が自分の裁量が増えることもあったり、中小だからこそ出来ることもあると知れたのでとてもビックリでした。

新しい会社選びの判断軸を持てて、これからの就職観にもつながるなと思いました。

 

人見:会社に入るだけでなく、入って何が出来るかという部分も大事だもんね。

筈谷さんにとって「Eidenプロジェクト」ってどんな存在ですか?

 

筈谷:哲学的ですね(笑)

でも大学生活の3分の2くらいの期間グローカルで活動してきているので、

「もう一つのゼミ」みたいな感じはありますね。。

人見:「帰る場所」みたいな感覚も?

 

筈谷:そうですね。

大学のゼミがこれから忙しくなるので来年度のEidenプロジェクトには参加出来そうにないんです。なので今のうちに仲田さんやスタッフの方にいい知らせを届けたいなという気持ちがありますね。

 

人見:特に就職活動が始まったりするともっと忙しくなるしね。

ではこれからのグローカルでの目標、活動指針を教えてください。

 

筈谷:プロジェクトとしての目標は、集客です。

社員さんとミーティングするということは、社員さんの1時間を頂いているわけなんですね。社員さんの1時間と私たちの1時間では全然違うと思いますし、お世話になってきた分恩返しをしたいなって思っているんです。

集客になることが出来て、叡電さんの利益が向上して、叡電さんが納得する形の成果を残したいですね。

 

人見:なんていい子なんだ!感動して泣けてきた・・・。

 

 

 

【~その時の自分に出来ること~】

人見:以前会った時も思いましたが、とても礼儀正しくてしっかりしている印象を受けました。

 

筈谷:いえいえ、そんな。

 

人見:その基礎はどこで身に付いたんですか?

 

筈谷:一回生の時プロジェクト内で自分が一番年下で、鋭い意見やアイディアを出す周りの上回生方と比べると自分が出来ることは限られていたんですよね。

だからせめて礼儀やマナーという基礎的な部分くらいはしっかりしておかないと置いて行かれてしまうと思い、仲田さんに聞いたりネットで調べて会社訪問などに備えるようにしました。

その経験があるので今でもその部分はしっかりしなきゃなって思いますね。

 

人見:すごいなぁ。

じゃあ高校の頃までは礼儀やマナーに特段気を付けていたわけではないんだね?

 

筈谷:ですね~。のんびりしていました(笑)

 

人見:筈谷さんにとって、他人とのコミュニケーションの中で一番大事にしていることは何ですか?

 

筈谷:楽しく喋りたいなって思います。あまり堅苦しくならずに、自分も相手も緊張しないように喋れたらなぁと

人見:自分と接した相手には楽な気持ちで居てほしいんだね。

 

 

 

【~理想社会のための自己実現~】

人見:どんな風に働きたいですか?

 

筈谷:自分のやりたいことをやりたいです。

元々高校生の頃から公共系だったんですよ。環境に興味があったり、公共交通機関とか。大学に入ってゼミの活動を通して公共空間に興味を持つようになって、

都市空間や建物で心地よい空間が出来て、人に喜んでもらえるような仕事がしたいと思います。

 

人見:なるほどなるほど。

これまでの話を聞いてきて思ったけど、結構責任感は強いほうかな?

 

筈谷:あー言われることは結構多いですね。弱音を吐くと「責任感があるからしんどくなるんじゃないの?」って。

約束したことは守りたいですし、ちゃんとしたいと思います。

 

人見:それはどういう思いから?

 

筈谷:私バリバリ働きたいと思う方なので、

会社に貢献できるようなことがしたいし、そのためには上の人からしっかり育ててもらいたいので、人に目をかけてもらえるような人材になりたいです。

 

人見:じゃあ「働く」ってどう捉えてる?

 

筈谷:高校の頃までは、「やりたくないけどお金のために頑張ること」なのかなぁって思ってたんですよ。でも今は自分のやりたい仕事には就きたいなって思いますし、会社か公共か周りの誰かに貢献して、一方でお金をもらって自分の生活もしっかり基盤を築けるようなお互いにとってwin-winな関係で働きたいですね。

 

人見:とても働くことを前向きに捉えているよね。

 

筈谷:叡電の社員さんが楽しそうに働いている姿を見て、やりがいをもって働くことに好印象を受けたのも一つですね。

 

 

【~継続は力なり~】

 

人見:では最後に大学生活を一言で表すとどんな言葉になりますか?

 

筈谷:継続してきたなぁっていう感じです。

高校の頃までは普通科高校を辞めて通信高校に入ったりとか、続けずに途中で辞めちゃうことも多かったんですけど、基礎ゼミとか演習を最後まで続けたり、Eidenプロジェクトも1年以上ずっと続けてこれたので、長い間継続出来たことがあってよかったなぁと思います。

 

人見:わかりました。

以上でインタビューを終わりたいと思います。

ありがとうございました!

 

 

 

 

 

〈インタビュアーの編集後記〉

およそ1時間半のインタビュー中、度々話題に上がった「恩返し」というワード。人によって様々な定義が予想されますが、彼女にとっては「お世話になった人に喜んでもらうこと」のようです。「恩返し」を意識するあまり責任感や緊張を過剰に感じて欲しくないと思う一方で、相手に喜んでもらえるのを自分の喜びと感じるなら、それは一つの自己実現なのではと思います。

インタビューを通じ、「恩返し」という言葉の奥深さに触れられた気がします。

筈谷さん、ご協力頂きありがとうございました。