こんにちは、GLOCALSHIFT CAMP 1期目に参加した大垣です。
今回は最終日Day4の様子をリポートしたいと思います!

2018年9月8日(土)
チェックイン 10:00~

ついに第三期グローカルシフトキャンプも最終日です。今日の目標は「これまでの成果を社内にどう持ち帰るか
これまで非常に密度の濃い3日間を過ごしてきました。それをそれぞれが納得できる形で持ち帰り、効果的に社内にアウトプットするための行動目標を作ります。

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チェックインでは恒例の一週間振り返り。
・講師にお勧めしていただいた本はじめ4冊本を読んだ
・社長にアウトプットしてみた
・NewsPicksの有料会員に登録してみた
といったアクションを起こされており、どんどん行動が具体化していっています。

◆OST(オープン・スペース・テクノロジー)
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本日のメインとなるワークはOST(オープンスペーステクノロジー)。
OSTとはホールシステムアプローチという対話の手法の一種で、大人数でも行え、かつ参加者の自発性が尊重されるなどの特徴があります。

方法は
①参加者のうち問題提起を行う「ホスト」の人数を決める
②ホストが自由に議題を挙げる
③参加者は複数の議題から好きな議題を選んでディスカッションに参加する
④ホストの誘導のもと、フラットな立場でディスカッションを行い、意見や解決方法を見出す

これを行う際、周知しておくべき重要な原則があります。
1、誰もが適任者である(例:どんな意見なども重要になるのである)
2、何が起ころうとそれが起こるべき唯一のことである(例:突如結論が出たとしてもそれは自然なのである)
3、いつ始まろうと、始まった時が適切な時である(例:議論のスタートは時間に縛られなくてもよい)
4、いつ終わろうと、終わった時が終わりの時である(例:時間いっぱいまで無理に議論し続ける必要はない)

また、もう一つ重要なルールが「移動性の法則」
●ディスカッションに参加した時
①学んでいない
②貢献していない
③楽しくない
と感じたら自由にディスカッションを移動してもよい。また、参加しないという選択肢もある、というものです。

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これらを踏まえ、OSTスタート。
みんなで楽しめる会議の仕方は/世代によるギャップをどう埋めるのか、または埋めなくていいのか/社風の変え方
といったグローカルらしい議題が次々と上がり、みなそれぞれの興味に沿って議論を深めました。

それぞれのグループで熱の入った議論が繰り広げられ、結論が出る出ないにかかわらず似通った問題意識をもったメンバーでのディスカッションは大変刺激的だったようです。

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◆OSTの気づき
それぞれのディスカッションが終わり、情報共有の時間。各ディスカッションだけでも時間が足りないのに、ほかの発表を聞くとそれも話してみたい!もどかしい!と皆の頭の中がグルグル回転して熱を持っている様子がひしひしと伝わります。

ホストとしての気づき
・自分が提起したテーマがよりクリアになった
・もやもやが言語化できた
・みなが興味を持ってくれるうれしさもあり、かといってホストとしてうまくまとめられるかの不安もあり
といった気づきと意見がありました。

参加者としての気づき
・議題がはっきりしているので導入から話しやすい
・質問・意見が言いやすく、そもそもこの問題って○○では?といった新たな問いもたてやすい。またそうすることで話に幅が出てより有意義に感じる。

これらのように、まずはこのワークショップの効果を実感していただけたように感じます。
ある程度の人数が必要なので今すぐ開催、というわけにはいかないかもしれませんが、会社全体を触発するような意味でもぜひ皆さんに持ち帰って実践していただけたらな、と率直に感じる時間でした。

より詳しい内容については以下の本が参考になります。
『人と組織の「アイデア実行力」を高める――OST(オープン・スペース・テクノロジー)実践ガイド 』

◆最後はチェックアウトと行動目標を立てて、今回のグローカルシフトキャンプ全日程は終了しました。
チェックアウトでは
・困っていたことに対して外部からの意見をもらえて純粋にうれしかった
・自分をより高めないと、という危機感を感じた
・講師の話は経験に基づいており、納得感が強かった
・自分を大切にすることがまず大切、と感じた
といった感想がでました。

それらを受けて
・アウトプットの方法が分かった
・今回の研修を社内で共有したい
・社内外での対話の輪に飛び込みたい

と、非常にポジティブな気持ちにシフトしていただいたようです。

◆対話型組織開発がなぜ必要なのか?
VUCAと呼ばれる複雑で曖昧、不確実な時代においてどう個人と組織が変わっていけるかを探求してきました。
この時代において1人でできることや1社だけでできることには限界があるためです。ではどうすればよいのか?
今までのやり方、既存の考え方・枠組みだけでは解決が困難な状況の中で「対話」によって今までにない新たな知を生み出す手法が注目されています。それが対話型組織開発と呼ばれる理論と実践の手法です。

今回のSHIFT CAMPでは対話型組織開発の手法として
・Art of Hostingと呼ばれる手法のなかで実践の土台となる考え方「4fold Practice」
・「ワールドカフェ」
・「ストーリーテリング」
・「アクティブブックダイアログ」
・「OST」
といった手法を4日間で体験してきました。

ぜひ会社、自分の周りでも新たな風を吹かせシフトチェンジしていってくださいね!
皆さまお疲れ様でした!
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Repoter: 大垣守可(Moriyoshi Ogaki)/(株)大垣書店