こんにちは。

グローカルセンターで、かれこれ一年ほどインターンをしていますよっぴー(高津 遥)です。
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2月19日(水)に奈良信用金庫のインターン生15名を対象にしたワークを今回グローカルセンターがコラボで設計運営させていただきました。
今回の記事ではその様子をご紹介したいと思います。

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▲開始前、職員さんと今日の流れの確認チェックインを行う様子

〇参加者大学生の声(抜粋)
・今までインターンシップに参加した中で、ワークショップ形式は初めてだったのですごく充実し楽しかった
・ユニークな職員さんがたくさんいて堅いイメージが変わりました

・環境・経済・教育などのすべてに通じていることがわかり、世界規模での環境問題について考えているのだと新しい一面を知ることができ印象に残りました
・地域の方々との繋がりも大切にされお金だけ扱うことという堅いイメージがなくなりました
・今の問題点からではなく、つくりたい未来からスタートして考える大切さを学べた

・時代の変化に対応した取り組みをする大切さを理解することができました
・奈良県の活性を変えられる大きな役割なのを知れました、もっと取り組みと幅広い世代の方に実態を聞けたらいいなと思いました

⑴チェックインとアイスブレイク

はじめに、大学生と奈良信用金庫の職員さんが混ざったそれぞれのチームで、「参加動機」「今の気持ち」「期待していること」をシェアしました。

 〈目的〉
①メンバーが今の素直な気持ちや状況を把握しあうことでお互いを気遣いやすくする
②1人1回発言することからスタートすることにより、自発的に発言しやすくする

参加者同士の気持ちの調整のために、話し合いのはじめ(チェックイン)と終わり(チェックアウト)に、全員が一言ずつ今の自分の状態、気持ちをなど自分のことを共有するとミーティングの質が変わります!

奈良信用金庫グローカルコラボインターン①
チェックインの様子:一番大事なことは「Enjoy!!」楽しむことで学びが深くなる

参加者の声
・出身が奈良で、地域で活躍している奈良信用金庫を知りたい(参加動機)
・人が接する仕事がしたい(参加動機)
・ワクワクしている(今の気持ち)
・とても楽しみ(今の気持ち)
・会社のウラもオモテも知りたい(期待していること)

続いての、アイスブレイクでは「Image Drawing」を行いました。

これは、GLOCALで行うジェスチャーゲームの絵で表現版です!
言葉を聞いてイメージするものを直感で描き、それぞれのイメージや認識の差異に自覚的になるためのアイスブレイクのゲームです。ドローウィングしたのは「ねずみ」「リーダー」でした。

Image Drawing
▲Image Drawingのネズミ

〈目的〉
「言葉」が同じであっても、それぞれの考えているものは違うことを肌で感じて認識し、おもしろがること。その過程を通じて、コミュニケーションの重要性や必要性を認識することができます。

現代では、「イノベーション」「ダイバーシティ」「コミュニケーション」「コミュニティ」などの言葉が飛び交っていますが、その言葉から各自が頭にイメージするものは違います。それを知っているのとそうでないのとでは、コミュニケーションの質が全く異なります。

開始直後の空気はとても固い感じでしたが、チェックインとアイスブレイクを終えると、明るい雰囲気になったと思います。改めてチェックインとアイスブレイクの重要性を感じました。

⑵奈良信用金庫についての紹介

奈良信用金庫人事部の藤井さんから、今回のインターンに来られた学生に向けて、奈良信用金庫の取り組み事例等が紹介されました。

▼お話された内容
・地域における金融機関の役割について
・奈良信用金庫の地域に対する思いについて
・奈良信用金庫の職員が働く中で大切にしていること
・奈良信用金庫がなぜSDGsに取り組むのか?

藤井さんの話をちょこっとシェア
職員、お客さま、地域のために何ができるか。SDGs(持続可能な開発目標)に基づき、利害関係なく、住みやすいまちづくりを実現することが、結果的に奈良信用金庫が活躍することにつながる。

⑶「2030 未来の奈良のシナリオ」ワーク

グローカルセンターの木下さんから、「SDGs」や「Sustainability」についてのレクチャーが行われました。その後、ブレインストーミングの練習を行い、それを用いた「10年後2030年の未来の奈良の最高シナリオ最悪シナリオのワーク」を行いました。

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ブレインストーミングとは?
複数人でアイデアを出し合う、アイデア出しの手法の一つです。

アイデアを出すコツ
①質より量を出す ②誰かのアイデアに乗っかる

持続可能な開発目標(SDGs)とは?
持続可能な開発目標(SDGs)とは、2001年に策定されたミレニアム開発目標(MDGs)の後継として、2015年9月の国連サミットで採択された「持続可能な開発のための2030年アジェンダ」にて記載された2030年までに持続可能でより良い世界を目指す国際目標です。

▼詳しくは下記URL
https://www.mofa.go.jp/mofaj/gaiko/oda/sdgs/about/index.html

▼SDGsについて聞いた学生の声
・SDGsについて聞いて内容が難しく感じた
・環境問題は利益にならないイメージがある
・金融機関が何をできるのか気になった

〈2030年 未来の奈良のシナリオワーク〉

①最悪の未来を考えるブレインストーミング
まず、将来の奈良が「こうなったら嫌だな~」という“最悪”なシナリオを考える。

ブレストの様子
▲最悪シナリオのブレスト

▼実際に場に出ていたアイデア
・スポーツが全部ゲートボール
・人より鹿が多い
・子どもが少ない
・奈良だけ湖
・外国人しかいない 等

②最高の未来を考えるブレインストーミング
将来の奈良が「こうなっていたら良いな~」という“最高”なシナリオを考える

ブレストの様子
▲最高シナリオのブレスト

▼実際に場に出ていたアイデア
・新幹線が通る
・電車の本数が増える
・情報が整理されている
・歩者分離がされている
・イオンが増える !?
・外国人との共生、若い人がたくさんいる 等

それぞれのシナリオをブレストしたのち、それらを使って後半のワークにつなげていきます。

~お昼休憩~

⑷「未来の奈良のスタンダードを考える」ワーク

一つ目のワークで出た「“最悪”シナリオ」「“最高”シナリオ」を基にして、未来のより良い奈良の姿をより深く考察し、さらにそこでの奈良信用金庫の役割を考えて、最後にチームごとにプレゼンするという超ハードのワークを行いました。

地域の金融機関は町とのつながりが重要である。だからこそ、奈良信用金庫が「どうなりたいか、どういう役割を担うか」のカギは、奈良という町がどのような姿になってほしいかを考えることなしでは、イメージできないはずです。

〇ミッション
・2030年の理想のまちのコンセプトは?
・その地域での金融機関(奈良信用金庫)の役割は?

未来の奈良のスタンダードを考える
▲未来の奈良を考える

簡単ではありますが各チームの考えたアイデアを紹介しておきます。

プレゼンまとめ
▲アイデアまとめ

・チーム「ババキヨとゆかいな仲間たち」
理想のまち→誰もが住みやすいまち、カクテルはじめ知られざる特色を発信。
関わり方→人が集まる仕組みを作る(融資、橋渡し、ビジネスマッチング)

・チーム「ペリー」
理想のまち→「江戸時代!」文化醸成のためあえて鎖国する
関わり方→奈良信金が奈良の事を発信するプラットホームをつくる(カフェを作ってコミュニケーションの場を作る)

・チーム「ロー」
理想のまち→奈良県民が奈良に誇りを持つ
関わり方→奈良信金がアプリで奈良の魅力を発信する(インフラ整備、自然の活用)

・チーム「キング」
理想のまち→奈良県民がもっと奈良を知る
関わり方→地域の特徴を発信する(深い情報を集める、パイプの役割)

プレゼンの様子
▲▼発表の様子
発表の様子

その後、各発表に対して人事部神谷さん、森本さんからのコメントもいただきました。
個人的には「江戸時代!」が理念的にも発想的にもとても面白かったです。また、世界レベルの技術とおもてなしを誇るバーテンダーを輩出してきたなど奈良の新たな一面も発見できました。

~ふりかえり~
・奈良の情報をどうやって発信するか?(課題)
・奈良のことをもっと知りたい(次のアクション)
・一人のアイデアにはかぎりがあるが、集まれば色んなアイデアがでる(気づき)
・いまの生活の静けさも大事にしたい(気づき)

そして
「地域のことは、その地域の人たちがジブンゴトとして考える必要がある。」
これが何よりも一番大切なことだと思います。

どうしてまちの未来の話をしたのか?
地域の血液であるお金を取り扱う金融機関として、必要なところに情報やお金を流していくこと。まちのありたい未来からスタートし具体化していくときに金融機関で働く職員のみなさんがハブとなってお客さんと一緒にすりあわせていくことがますます求められてくる時代だと思います。

―目の前のお客さんだけでなく、町、地域、世界まで視野を、未来まで時間軸を広げて思考行動提案できるか?

記事の終わりに…
今回のワークショップの中には、世界の流れを知ったうえで、地域で何ができるかを考える構図になっていました。まさにグローバルな視点とローカルのアクションというグローカルセンターの最も根底にあるマインドをインターンに来た学生だけでなく、奈良信用金庫で働く社員の方々にも伝えることができ、とても学びの多かった時間だったと思います。
また信用金庫の役割が理解できるワークでもあったと思います。

本日、出席した学生がどこの企業に就職しようとも、今回のワークショップで学んだこのマインドを忘れずに、グローカルの輪を広げていってほしいと感じました。

高津 遥
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