【参加者】
1学期:京都産業大学附属高校生2年生67名
2学期:京都産業大学附属高校2年生103名

【プロジェクトのミッション】
企業訪問へ行くまでの事前学習、マナー講座、インタビュー、レポート作成を行い、最終はプレゼン資料作成の上、発表を行う。

【活動概要】
次のステップにおける対応力や実践力を身に着けるため、高校2年生において「人間力講座」という授業を開講する。ここでいう「人間力」とはその名の通り「人と人の間に入ってゆく力、何かを為す力」、つまりよりよい社会、より幸福で平和な社会の創造に向けて現状の課題の克服に積極的に寄与して行ける力を指して言う。そういった力を育成してゆくために就業観、公共観を育み、実践的な課題発見、解決能力を養うプログラムを準備し、2年後の大学での学びと現代社会を直結させてゆく主体的な学習に力点を置くこととする。内容は講義・グループ討論・調べ学習・フィールドワーク・プレゼンテーション・レポート等々を予定している。
人間力講座は「社会系」と「国際・地域系」に分かれ、前者は高校生による京都の企業へインタビューをし、魅力発信レポートの作成。後者は島原地域もしくは京都御苑の魅力を発信することを通して、「人間力」と呼ばれる力とは何かを考えていく。

授業風景

授業風景

企業訪問

企業訪問

事前学習での発表

事前学習での発表

【活動の評価】
平成27年度4月より新たな講座として始まった、生徒自らがテーマに沿って調査・研究を行い、グループワークでの意見交換でまとめ上げる学習活動である。生徒一人ひとりの生きる力を養うことを目的として開講した。社会系講座では、京都を拠点とした複数の異業種の企業への訪問、インタビューを行い、その成果をグループでまとめて全体に報告する活動を行った。
事前に訪問企業の調査研究を行い、訪問時のインタビュー内容を検討する段階で、多くの生徒が企業や仕事に対して認識を新たにするとともに、各業種について関心を持つきっかけとなった。また、訪問にあたっては依頼状の作成から礼状の作成まで社会での慣行を学ぶ場となった。まとめとして、訪問した企業やインタビュー内容をもとにした成果報告会は、短時間の発表ではあったがグループで協力して発表することで、今後様々な場面で関わるであろうプレゼンテーションに資するものがあった。
しかし、企業訪問の事前取り組みでは、企業研究や考察に関わる時間数の少なさや企業パンフレット等限定的な教材提供であったため、今後業界を取り巻く環境や付随する様々な情報収集が可能となる指導を導入することで、一層の興味・関心をもち、訪問企業において生徒の積極性やインタビュー内容の充実が図れたものと考える。
(評価協力:京都産業大学附属高等学校 関義之 教諭)