学生インタビュー 内田知穂&秋田真希

学生さんに聞いてみました01

グローカルのプロジェクトに参加中の学生を紹介するこのコーナー。

記念すべき初回は昨年度に引き続き今年度の「人間力講座」に参加中の

内田知穂さん(京都女子大学3回生)と秋田真希さん(同左)です!

13313405_1783894521897213_1491925835_o

Q.二人は現在、毎週月曜日の3限目に高校生へ授業を行う「高校授業プロジェクト」(人間力講座)に参加中ですね。うっちー(内田さん)は昨年前期、まっきー(秋田さん)は一年間参加されていたようですが、興味を持ったきっかけや参加しようと思ったきっかけを教えてもらえますか?

 

内田:自分のバイト先にグローカルSTAFFの肥後さんが来て、「高校生に授業するプロジェクトあるんだけどやらなーい?」と誘ってもらったのが最初のきっかけです(笑)元々教師志望だったこともあり興味を持ったんですけど、一人で飛び込んでいくのは緊張したし、まず周りの友達に声掛けして仲間を募ってみることにしました。その時真希(秋田さん)がやってみたいと言ってくれたので、参加してみようと決意しました。

人見:普段から二人は仲がいいんだね。興味を持ったのはどんなところに?

内田:養護教員志望の友人達を中心にボランティアなどに参加している学生が多く、自分も何かしら挑戦してみたいなとは思っていて、でも、周りとは違うやり方を求めていた自分としては、このプロジェクトの高校生に授業をするという点がとても新しいと思い、魅力に感じました。

人見:ありがとうございます。まっきーはどういった経緯で?

秋田:知穂(内田さん)から話を聞いて知ったのが最初なんですけど、参加してみようと思ったのは、自分自身来るもの拒まずな性格をしているからだと思います。「Aさんに会えたから、Bさんに会えた。」「Bさんに会えたから、Cさんに会えた。」みたいに、今の自分が色んな人と出逢えているのはそれまでに出逢ったたくさんの人たちのお陰だと考える性質(たち)なので、基本的にもらえた紹介は拒まず、掴めるチャンスは全部掴みたいと思って参加しました。

人見:なるほど、あまり内容を知らないまま参加したという感じもあるのでは?

秋田:そうですね。飛び込んでみた感も強かったです。

 

 

Q.次に、このプロジェクトのやりがいを教えてください。

 

IMG_0302秋田:回を追う毎に生徒たちの反応が変化していくところですね。

去年の人間力講座に参加していた時もそうでしたが、生徒たちの中には授業中眠たそうにしている子や嫌そうにしている子を見かけます。プロジェクトが始まった時期は特に。でも自分たちも高校生を経験している分、その子たちの気持ちもめっちゃわかるんです。「何言ってんだー」とか「早く帰りたい」って思っても不思議じゃありません。それが何回も回を重ねていくにつれ少しずつ変わってきて、終盤になると自分から積極的に関わろうとしてくれる子も現れ、「この子たちのために頑張ろう!」って気持ちになれます。

人見:小さな変化が大きな励みになるんですね。

秋田:そう!あと最初は生徒たちから大体「先生」と呼ばれることが多かったんですけど、途中から「まっきー」って呼んでくれる子が増えるのも嬉しいです。

内田:高校生の反応や態度って普段自分たちが大人からとか大学生同士で交わすフィードバックと違ってダイレクトに伝わってくる分、あだ名で呼んでもらったり「うっちー今日も可愛いね」とかおだててくれたりっていうのは素直な気持ちの表れだとわかるので、より嬉しく感じますねー。

あと私の場合、生徒たちに人間力を伝えるプロジェクトって言っておきながらも、自分自身の成長や変化もプロジェクトを通して感じられているので、遊ぶばかりの大学生活じゃなくてよかったなって本気で思います。

 

 

Q.では、プロジェクトないしはグローカルでの活動を通して身についたことはありますか?

 

内田:グローカルの学生として関わってきた色んな時間で様々な力が身に付いたように思います。IMG_0363

例えば人間力講座の内容も去年と今年で内容が違って、去年は企業様へ出向き社長さんに質問することもあったんですよ。それにあたって事前にSTAFFの岩本さんから「こういう時はこうするんだよ!!」って社会マナーを教えて頂けたのは嬉しかったです。

あと、いい意味で軽い気持ちで発言できるようになりましたね。

というのも、高校の時ホームルーム委員をやっていてそれが意見をまとめる役だったから、自分から話の輪に入って意見を言うことがあまりなかったんです。でもグローカルの活動では肥後さんとかSTAFFの方から自分の意見を求められることも多くて、初めはイライラすることもあったけど段々と分からないことや沸いてきた疑問に対して自分から発言していけるようになりました。

秋田:知穂はファシグラ(ファシリテーション・グラフィック:会議などの場で出た意見を参加者全員が共有出来るよう、記録・図式化する技法)も上達したんじゃない?

内田:あ、そうかも!肥後さんに教えてもらったからね!

あと「Ctrl+Cでコピー」みたいなパソコンの操作とかも教わりました(笑)

人見:技術的な面でも成長があったと言うことだね。まっきーはどう?

秋田:私は協調性ですかね。最初は「これ違うなぁ」と思った意見でもまず一回は聴いて受け入れるよう意識しているんですけど、特に最近身に付いてきたなと思います。

あと、STAFFの仲田さんから教えてもらった「あきらめる力(ここでは『物事を明らかにする』という意味で用いる)」の意味を少しずつ理解してきています。実はこのプロジェクトのスケジュールってすごくタイトなんですけど、参加している自分たち自身もタイトで時間がないんですよね。でもやりたいことはたくさんという矛盾状態なので、「何が出来て、何を一番やりたいのか」を常に明らかにして、優先順位を付けるよう心掛けてきました。これに関しては仲田さんに気付かされた、という言い方の方がふさわしいかなと思います。

 

Q.グローカルでの活動を経験して、今後の大学生活ではどのようなことを心掛けていきたいですか?

 

内田:自分の人生を振り返ってみると、上手いこと転がってきたなーと思います。

13324228_1783894418563890_1808259433_o元々私は管理栄養士になりたくて大学受験をして落ちてしまったんだけど、「食に関わる仕事はしたい」という思いは捨てられなかったので、家庭科の先生を志すことにしました。その結果今楽しく学生生活を送れているという経緯が自分にはあるので、これからも上手く転がっていくために、拒まず受け入れるという姿勢を大切にしていこうと思います。

秋田:私も来るもの拒まず精神を大切にしてきましたし、今もそうしています。でも、今後はある程度自分で物事を選べる力を身に付けたいとも考えています。

例えば今まで続けてきたAの他に、BとCにも挑戦したくなった時、忙しくなって全てに100%の力を注げなくなってどれも70%の力でやらざるを得なくなるとします。この時減らしてしまった30%で他の人の負担を増やしてしまうこともあると思うんですよ。

つまり、人には一人一人が持っている責任みたいなものがあって、これまで通り何でもかんでもやります、やりたいですの状態では済まされない時が来るかもしれません。そうならないよう、一度自分で考えてから物事に臨めるような自分になりたいですね。

 

Q.最後に、二人が思う「人間力」をお聞かせください。

 

秋田:協調性や傾聴力とか、社会で生きていくための力かなーと思います。

ただ、授業のテーマが毎回毎回変わるということもあって、「『人間力』=○○」とは言い切れないかもしれないです。人間が生きている限りどこにでもあるような、でも広くて深い

13288494_1783894545230544_1487500409_o

ものとも捉えています。

内田:そうだね。それはあるかも。私は一人一人の個性や特色、人柄なんじゃないかなーと思います。

人見:なるほどです。二人とも今日はありがとうございました!

 

広くて深い「人間力」。ある意味答えのないテーマを前に自分なりの「人間力」の解釈を抱いて挑戦している二人。日々の活動の中で新たな自分と出逢い、葛藤し、進化していく彼女たちをこれからも応援していきたいと思います。

========================================

インタビュー:人見尚汰
京都産業大学4回生。カメラマン。フリーペーパー「ガクシン」のライター。
グローカルでは京都企業を多数訪問した「研修旅行PJ」へ参加。
産業の街としての京都を知る。昨年は1年間休学して国内外放浪とイベントカメラマンを経験。
情報発信したいという思いを抱き、グローカルで広報のインターン中。