2012年7月19日午後5時半より、むすびわざ館一階カフェKsuksuにて、「グローカル人材論特殊講義」の成果報告会が開催されました。司会は、本学法学部出身で、現在法学部が進めるNPO法人「グローカル人材開発センター」設置プロジェクト担当スタッフの行元が務めました。同講義は今年度4月より新規開講された京都経済四団体連携科目であり、毎回、中谷法学部教授のコーディネートにより、京都企業のトップを迎えて、仕事観、公共観を考えてきた実績があります。

この成果報告会では、卒業生を含む受講生16名が4班に分かれ「私のグローカル観」というテーマで、企業トップや法学部長を前に、それぞれの「学び」を報告しました。企業からは、6社8名が参加し、報告に熱心に聞き入る様子が見られました。報告の後は、学生たちが経営者陣と直接歓談し、学生にとっては、企業人に相談しつつ、自らのキャリア形成について考えるまたとない機会となりました。これを契機に実際の就職を実現する学生も出る見込みで、日東薬品工業の北尾代表取締役社長、京都信用金庫の榊田専務理事、西村証券の西村代表取締役社長からは、受講生に対し、大きく骨太な人材に育ってほしいとの熱いエールを頂き、最後に法学部長の戸田教授より、大学と企業の連携による新しい専門教育への期待が述べられ、盛会の内に会は締めくくられました。