確かな公共マインドと冷静なビジネスマインドを兼ね備えた、地域経済を支える「グローカル人材」をオール京都にて育成することを目的としている本事業において、アクティブラーニング(実践的学び)・PBL(課題解決型学習)の取組等、広く「グローカル人材」育成に関わる成果報告会を開催いたしました。
本報告会は、大学教育と地域経済の発展に寄与し、学生自身の自発的学びを促進しつつ、「グローカル人材」を育む一環として、「京都ギャップイヤー事業」と合同で実施致しました。
日時 | 2013年9月28日(土)12:30開場 17:15終了 参加費無料 |
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場所 | 京都産業大学むすびわざ館 〒600-8533京都府京都市下京区中堂寺命婦町1番地10 |
対象 | 大学院生、大学関係者、自治体職員、経済団体関係者、企業関係者(企業経営者、人事担当者等)、教職員関係者、NPO関係者 他 |
内容 | |
ダウンロード | チラシPDF |
昨年秋、本事業が文部科学省に採択され、平成25年2月に特定非営利活動法人グローカル人材開発センターが発足し、本格的に始動した。今、グローカル人材の概念は、明確な理念と、経済界、自治体の協力の下、「オール京都」としての枠組みにおける方法論を伴うものとして、今後の人材育成の重要なモデルになりうると期待されるところである。代表校である本学法学部においても、今後はグローカル人材の概念に基づいた専門教育としてのキャリア教育を実践していきたいと思っている。今回の報告会が、それぞれの参加校にとって良い刺激になるように活用されることを願う。
これからの時代は地域の活性化を考えていく上で、地域の将来の為の人材を育てていくということは広く認識されている。もっとアクティブラーニングを広げ、個性を伸ばす教育を増やしてほしいと思っている。また、学生諸君はアクティブラーニングを通していろんな経験をし、次の3つが伴っている「企業が欲しい人材」となって欲しい。
本事業は文部科学省事業であるだけでなく、京都経済同友会の《「大学のまち・京都」を考える特別委員会》を基に動いており、大学界と経済界が共同している。また、連携5大学(取組概要はこちらを参照)以外にもいくつかの大学が関わっている。各大学が工夫を凝らしながら活動をすすめ、PBLの開発についてはグローカルセンターが担い、それを各大学が共通して使っていくという、共同で取り組む本気の事業を作っていきたい。
グローカルセンターの事業報告・展望については、ご覧いただいたアニメーションのとおり。 センターとしては、「この人材を採用して良かった」と思われる人材マッチングを展開していくため、単に学生を教育するだけでなく、学生と社会人が共に学ぶような場をNPOらしく斬新に提供していく。2月28日の後期成果報告会では、さらに進んだセンターの形を紹介する予定。
連携5大学よりグローカル人材育成に関わる発表・報告が行われました。ゼミ活動や講義からの活動、また学生個別の活動など各大学の特色溢れる発表となりました。
京都産業大学 | ①「グローカル人材論特殊講義」から学んだ事 ②「環境活動に取り組んでいる企業へのインタビュー」 |
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京都府立大学 | 京都府大発コミュニティFM番組 下鴨007 成果報告 |
京都文教大学 | エクスターンシップ実習報告~大学生生活のスパイス~ |
佛教大学 | 佛教大学のフィールドワーク実習~探せ!美山の新たな魅力!!~ |
龍谷大学 | グローカル資格プログラムを見据えた科目開発プロジェクト |
各大学の先生方や学生の発表を興味深く聴き、改めて本事業の重要性を認識した。聴講された方々も何か感じるところがあったと思う。この取り組みの輪をもっと広げ、後期成果報告会はより多くの方々に参加いただき、まさしく「オール京都」で広がっていくことを期待したい。
報告会終了後も、多くの方が意見交換会に参加してくださいました。運営学生の進行で開会し、参加学生は企業の方々と名刺を交換しつつ、お話を伺っている様子が多く見られました。また、社会人用と学生用のメッセージ掲示板が設けられ、報告会の感想などが書かれたメッセージカードが次々と貼られていきました。最後に学生によるパワーポイントセッションが行われるなど、盛会にて終了いたしました。
〈報告2〉京都産業大学 学生による発表①
〈報告2〉京都産業大学 学生による発表②
〈報告2〉京都府立大学 学生による発表
〈報告2〉京都文教大学 学生による発表
〈報告2〉佛教大学 学生による発表
〈報告2〉龍谷大学 学生による発表
報告会から引き続いて、多くの方が参加
学生が進行役をつとめました。
企業の方や学生同士で名刺を交換
報告会の感想など、メッセージを掲示
パワーポイントでのプレゼンテーション
経済界の方からコメントをいただきました。