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2023.06.02

2023年5月の活動報告をお届けします🎏

みなさま、こんにちは。トニー こと外崎(とのさき)です。京都の街角では祇園祭のお囃子も聞こえ出し、空気は早速梅雨らしくなりましたが、皆さまいかがお過ごしでしょうか。

グローカルセンターの5月は、通常総会・第1回理事会という大イベントや、初夏からの事業スタートに向けて勢いよく駆け抜けた1か月でした。湿度は高くなりますがじんわり暑くなってくるので、皆さまも水分補給と心身の充電を忘れず、6月を楽しまれてください♪

また、報告トピックスの一番下に【☆お知らせ☆】がありますので、ぜひご覧いただき参加対象のプログラム・イベントへご参加ください。#7月7日 #10周年 #ワークショップ #学生プロジェクト #交流会

‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥トピックス‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥
①5/11 龍谷大学ファシリテーション&グラフィック研修/人とまちが育つ場づくり
②5/19 尾鷲商工会議所の皆さまご来訪/尾鷲市✕GLOCALプロジェクト参加者続々
③5/26 待望の対面開催「令和5年通常総会・第1回理事会」/素敵な仲間との10年
④5/27 休日切り抜きレポート☆循環フェス『エシカルエキスポトーク』木下登壇
⑤5/28 「The Blue Camp」開始/トップシェフ×学生で海の未来をつくるプログラム!
⑥5/31 10周年イベントに向けて京都精華大学ウスビ・サコ先生訪問/修了生との再会
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①5/11 龍谷大学ファシリテーション&グラフィック研修/人とまちが育つ場づくり

トニーこと外崎です!2017年から毎年恒例となっている龍谷大学政策学部只友 景士先生の授業での研修が今年もやってきました。今年は「人とまちが育つ『話し合い』創造プロジェクト」の受講生12名を対象にファシリテーションとグラフィックレコーディングについてのワークショップを実施しました。

グラフィックレコーディングって、ファシリテーションの技術の一つなんです。と説明すると「グラレコ」を見たことがある人からは「知らなかった!深いですねぇ…!」という反応をいただくこともあるのですが、さすがファシリテーションについて学ばれている受講生の皆さん。けっこう抽象的な話をしたのですが、話をすっと飲み込んでくださった様子。素晴らしいです。

みんなの状態を教室内にマッピングし”可視化”してみると「きく派:はなす派」は半分くらいずつで、「絵を描くのは苦手」寄りのメンバーが多い様子。そんな中、ペンを初めて持つところから始まりあっという間の90分×2コマでした。私自身はこの役割が心地よいので自然とペンを持つのですが、苦手意識がある人も役割としてペンを持つ時に少しでもハードルが下がることを願いながら「誰にでもできて、場の『力』になる」グラレコの魅力をお伝えしてみたのですが、伝わったでしょうか?(どきどき)
今後、受講生の皆さんは、京丹後市主催「おおみやわいわいミーティング」や、守山市主催「守山市民懇談会」でのファシリテーター役としてグラフィックレコーディングを役立てられるそうです。ファシリテーションをする上でグラフィックは万能ではない!…けれども一つの方法やお守りとしてポケットにペンを忍ばせつつ、自分らしく、ファシリテーターとしてのあり方を模索できるよう、応援しています。

Special Thanks
実は、このクラスのTA(ティーチングアシスタント)は、グローカルセンターの3カ国共同プロジェクト「PtCチーム」の中心メンバーである吉田瑞希くんでした。当日の様子を作成を記事にして大学ホームページに掲載してくれましたのでご紹介します。素敵なサポートをありがとう!
▶龍谷大学ホームページ https://www.ryukoku.ac.jp/nc/news/entry-12725.html

 

②5/19 尾鷲商工会議所の皆さまご来訪/尾鷲市✕GLOCALプロジェクト参加者続々

🐬三谷です!昨年度、尾鷲より商工会議所・紀北信金・市役所のメンバーがQUESTION視察に来られたご縁から連携のご相談がはじまり、いよいよ今年8月より尾鷲の魅力発見プロジェクト(高校生・大学生対象)がはじまります!キックオフを目前に、尾鷲商工会議所女性会の皆さまが打合せを兼ね、QUESTIONへご訪問いただきました。みなさんプロジェクトをすごく楽しみにしておられて、どんな学生が来るかワクワク想像しながら尾鷲訪問や訪問後のプログラムをどのように進めていくか議論を行いました。

そしてStudents Labではプロジェクトへの参加申込み&面談も続々と進んでいます。
「日本一幸せの雨が降る街へ!」というプロジェクトの広報を見て尾鷲を知り興味が湧いたという方や、近年アクティブラーニングプログラムを受講してくれたメンバーも、それぞれの想いをもって参加を申し込んでくれました。
こんな風に「グローカルが学生の色々な興味関心の入り口になれるのがとても嬉しい!」「夏が来るのが待ち遠しい!!」とスタッフみんな、口をそろえて言っています。もちろん大人の方の関心の入り口にもなれたら嬉しいので、記事を読んでくださったみなさんもぜひ尾鷲に足を運んだりしてみてください。

尾鷲プロジェクトは一つの象徴的なプロジェクトになると思います。8月にプロジェクトチームで尾鷲を訪問しますので、引き続き活動の様子をお届けしていきます。

▼気になる尾鷲市情報とプロジェクトの詳細はこちらからhttps://glocalcenter.jp/students/projects/owase/

 

③5/26 待望の対面開催「令和5年通常総会・第1回理事会」/仲間に恵まれて10年!

5月26日は令和5年度の通常総会・第1回理事会でした。その前の週には監事監査を対面開催したのですが、監事の前野先生が持ってきてくださったバラとアジサイのブーケを愛でながらの開催となりました。なんと、前野先生がお庭で育てられたもの…毎年本当に見事です。宮木先生からも重要なフィードバックをたくさんいただきました。

監事の先生お二人と、とってもいい香りの中で話し込みました

また、26日の総会も数年ぶりの対面を主にしたオンラインとのハイブリッド方式で開催しました。毎年の会議に詰め込まれた、盛沢山な事業内容と、まだないものを一緒に作っていくワクワク感…!理事の皆さんも目の色を変えて、オンラインの理事も臨場感をもって、これからの社会を担う学生の・若者の声をどうやって社会に響かせていくか熱く話し合ってくださいました。

▼当センターの認定NPO取得の経緯の やや詳細 はこちら
令和5年通常総会・第1回理事会開催のご報告、及び、認定NPO法人継続申請条件達成のお礼
https://glocalcenter.jp/20230526sokairijikai/

おかげさまで認定を取得する要件のうち過去5年間に500件以上(年100件)の寄附をいただくことができました。2022年時点で日本のNPOは大小合わせて50,361法人あります。当センターは上位1.2%にあたる「認定NPO」を取得する1,266法人に含まれる希少な団体です。
※2023年度4月末時点の件数(参考:https://www.npo-homepage.go.jp/about/toukei-info/ninshou-seni

この10年で、NPOの存在感も大きく変わり、ビジネスを行う企業やこれからの地域の未来を描く各自治体の方もNPOをパートナーとしてご依頼いただくことが増えています。皆さんと一緒に創ってきた認定NPOとして、10年目と、今年の総会を迎えられたことに、改めて感謝とお礼を申し上げます。

④5/27 休日切り抜きレポート☆循環フェス『エシカルエキスポトーク』木下登壇

5/27日曜日、晴天のもと下京区の梅小路公園で開催された「循環フェス」に行ってきました。イベントの主催はプロジェクト等でもお世話になっている株式会社ヒューマンフォーラムさんと京都信用金庫さん。QUESTIONや研修でお世話になっている京信の皆さんも会場でお見かけしながら、主催企業と京都市がやっている「RELEASE⇔CATCH」(リリース・キャッチ)の古着回収を持ち込んでみました。イベント最後に報告された回収結果の正確な数字は忘れましたが「t(トン)」単位で回収されたとのこと!すごい量!

どうしていいかわからない「モノ」を有益にしてくれる循環の仕組み。課題解決への参加を、参加しやすく楽しくしている素敵なイベント。一人の生活者としてとても有難いです。

『循環フェス』は2022年にスタートした、京都市を中心に若者世代やReuse(リユース)にまつわるプレイヤーとつくる、新しい「循環」のムーブメントを生み出していくイベントです。(公式サイト : https://junkan-fes.com/)

また、当日はきのPこと 木下が『エシカルエキスポトーク』に登壇していました。
🍎木下くん、当日は登壇してみてどんな感じでしたか?

🌍当日司会を務めましたきのPです!今回は、6月10日、11日大阪で開催予定の「エシカルエキスポ」を題材に、エシカルエキスポの企画プロセスから、Z世代が考える「エシカル」とは何か?エシカルエキスポ開催のその先に見据える未来像まで、登壇者の3名とトークセッション形式で語り尽くしました。
企画している自分たちが一番楽しんでいること!「エシカル」という広い概念だからこそ、今まで触れたことのない若者や中小企業まで関わることができ、社会を大きく変えることができる可能性を秘めている!とてもエネルギッシュな企画メンバーの皆様のお話から、「エシカルエキスポ」への期待がとても高まりました!

日常でも社会課題への取り組みや活動をしている木下くん。一児のパパでもあり主夫としても家族を支えている素敵なメンバーです。報告ありがとうございました♪

⑤5/28 「The Blue Camp」開始/トップシェフ×学生で海の未来をつくるプログラム!

こちらも、キックオフ当日に参加し、プログラムのメンターを務める三谷くんから、当日の様子を報告してもらいます。

🐬こんにちは!三谷です。5/28から、3か月かけて実施する、トップシェフと共に海の未来をつくる学生向けプログラム「The Blue Camp」のキックオフが行われました!
The Blue Campは、東京・京都のトップシェフ4名が徹底伴走する学びと実践のプログラムです。海の課題解決に取り組む人材育成とコミュニティづくりを通して、豊かな海を未来につないでいきます。グローカルセンターからは学生のメンターや企画会議で場づくりを行うサポート役として木下と三谷が参画しています。

<詳細はこちらから>
▼Website(プログラム詳細)
 https://thebluecamp.jp/

▼企画への思い
 https://note.com/the_bluecamp/n/n7969dba95c91

学生募集の結果、なんと80名の応募があり、高校生から外国籍の学生、調理師や海洋研究から水産卸をしている方のお子さん…などなど、想像以上に多様な8人の学生メンバーが集結しました。
京都チームのキックオフ当日。参加者8名の他に2人のシェフ(「cenci」坂本 健さん、「MOTOI」前田 元さん)をはじめとする運営メンバーで一緒に過ごし、あっという間の7時間を過ごしました。

▼キックオフでの学生の声<一部抜粋>
・参加動機は6つのレストランで研修してきたけど、海に関するプログラムに参加したことなかった
・将来は海外の拠点も視野に寿司職人になりたい
・海って人間の環境とは違いすぎる世界で、宇宙のようなロマンがあって好き
・蛸の生態がかわいいと思っていたら最近はイカに浮気。特にコウイカ
・昨年の書いた論文で捕鯨について書いた、捕鯨問題の観点で見る世界も知った。
・今回奇跡が起こったようなメンバーが集まっていてプログラムがよりワクワクしてきた

プログラムの期間は8月中旬まで。集大成として、シェフ等の伴走のもと学生が企画から全て行いポップアップレストランを1週間運営します。このメンバーで1年以上活動したいと初日で思うくらい最高のキックオフでした。8月がすごく楽しみです♪

情報発信は現在Instagramで行っています。
▼Instagram
https://instagram.com/the_bluecamp/

▼CAMPFIRE(当日のレストラン席もご案内しております。ぜひ応援を宜しくお願いします)
https://camp-fire.jp/projects/view/672385

⑥5/31 10周年イベントに向けて京都精華大学ウスビ・サコ先生訪問/修了生との再会

7月7日に開催予定のグローカルセンター10周年記念式典に向けて、準備を進めています。
5月最終日は、パネルディスカッションのお二人のゲストのうち、ウスビ・サコ先生にお会いしに、代表の行元と二人で、京都精華大学へ行ってきました。サコ先生の会社のメンバーも交えて、当日のことに留まらず「NPOだから・グローカルだから一緒にできること」についてもたくさんお話させていただきました。
サコ先生には2年前に高校生プログラムの報告会にもお越しいただいたり、実はサコ先生の息子さんがグローカルセンター初期のプロジェクト参加経験者だったり、更には昨年、代表の行元が旅行先で偶然(すごい確率で!)サコ先生とばったりお会いしていたり…!と色々なご縁もあったりします。

テレビでサコ先生をご覧になられている方も多いと思いますが、数冊拝読した本からも先生の人柄や出来事がユーモアあふれる表現でいきいきと伝わってきて、笑い・引き込まれながら一気に読んでしまいます。7月7日が待ちきれない方はぜひ著書をお手に取ってみてください♪

さて、今回の式典当日は「Beyond Boundaries」(境界線を越えていく)というテーマについて参加者同士で自由闊達に語り合う時間があります。マリ→中国→日本…そして一つの国の中でも多様な価値観を越える体験をされてきたサコ先生のお話には、その上でヒントになることがちりばめられていると思います。もうお一方のゲストである中村 多伽さん(社会課題解決ベンチャーへの投資ファンド「株式会社taliki」代表取締役)も交えて混ざりあってとことん話したら、参加者皆でBoundariesの先に小さくて大きな一歩を踏み出せるはず…!

日常の、社会の「壁」「溝」「境界」「へだたり」「ちがい(異なること)」…などなど、それらを超えて協働したい・コラボレーションしたい!何かできるはず…!と感じられている方はぜひ7月7日当日お越しください♪一緒に楽しみましょう!

10周年記念式典の詳細はこちらのリンク(ページ下にも案内があります)からどうぞ!https://glocalcenter.jp/events/glocal10thanniversary/

打合せ後の帰り際に、高校生プログラム修了生・現役京都精華大学生で、名刺の裏面の絵を描いてくれた学生メンバー(右上)とも再会することができました。梅雨の晴れ間の気持ちのいい一日でした♪

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5月の報告は以上です。
あらためて、役員の方はもちろん、日々一緒に活動しているスタッフ・プロボノ・インターン生や学生のみんな、そして、連携や寄附など様々な形で支えていただいているサポーターの皆さまに本当に恵まれているコミュニティだと思います。下記イベント含め、心にささる取組みなどがありましたら一緒に発信していただけますと幸いです♪

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☆お知らせ☆ 6月以降のイベント・プログラム等について

(1)6/24(土) 学生対象ワークショップ「創造的に考えるワークショップ〜クリエイティ部〜」申込受付中!

このワークショップでは、レゴブロックなどのツールを用いて、問題解決的にアイデアを生み出し、創造性を発揮する体験を皆さんに提供します。これを通じて、創造的に考える思考法やスキルを一緒に身に付けましょう!

【開催概要】
〇日 時:6月24日(土)13:00~16:30
〇場 所:Question  5F「Student Lab」(〒604-8006 京都市中京区下丸屋町390-2)
〇対 象:学生限定・創造性(クリエイティビティ)に興味のあるみなさん
〇定 員:15名程度)※定員に達し次第募集終了となります。
〇お申し込みhttps://forms.gle/R6q7HewrRLk9ViY1A (問い合わせ担当:三谷)
 <当日の実施コンテンツ>
  ・アイスブレイクとチームビルディング
  ・創造的な思考法の教示
  ・デザインワーク
 ※初めての方も、学生スタッフが付いているので安心して参加してね!

(2)7/7(金) NPO法人グローカル人材開発センター10周年記念式典【参加申込受付中!】

2月15(日)の設立記念日に「FUNの集いのスペシャルバージョン」としてグローカルセンター15歳のお誕生日会をしていただいてから早3ヶ月半。「改めて記念式的な企画をします!」と言いふらし続けていたイベントを、この度満を持して7月7日に開催する運びとなりました。
昼の部には ”Beyond Boundaries”(越境)をテーマにしたパネルディスカッションがありますが、ご都合のつく時間帯にご参加いただけるでより多くの方々に楽しんでいただけるよう、昼の部と夜の部に分けて企画をしております!詳細はHPからご覧くださいませ。

【開催概要】NPO法人グローカル人材開発センター10周年記念式典
 〇日 時:7/7(金)14:00~21:00
 〇場 所:QUESTION(〒604-8006 京都市中京区下丸屋町390-2)
  ▶昼の部14:00~17:15  (4F「Comunity Steps」)
  ▶自由歓談 17:15~18:30 (1F「awabar」)
  ▶夜の部 18:30~21:00 (8F「DAIDOKORO」)
  ※昼の部と夜の部は要事前申し込みです。
 〇対 象:グローカルセンターに関わる全ての方
 〇お申し込み・詳細はこちらから! https://glocalcenter.jp/events/glocal10thanniversary/

 

(3)6月以降のプロジェクト参加者募集の予告【大学生対象PBL】

6月中旬に大学生と京都企業の課題解決型プロジェクトのミッションを公開予定です!学生の皆さんは募集開始をお見逃しなく♪

<募集予定>
・7月中~下旬開始(3~4か月長期) :ものづくり業界(1プロジェクト)
・8月21日~25日(1週間短期) :食に関する企業3社合同(3プロジェクト)
・8月末開始(3~4か月長期) :製造業界(1プロジェクト)
・企業訪問ワークショップ :調整中(1社)
※詳細は決定次第ホームページ(https://glocalcenter.jp/students/projects/)にて公開します

お知らせは以上です。いつも活動へのご理解、ご協力をいただきありがとうございます。6月・7月のイベント・プログラム等でお目にかかれることを楽しみにしております。

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