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2025年6月の活動報告
皆さま、こんにちは、グローカルセンターの三谷です。急激な激しい雷雨が2、3日続いたかと思えば、37度超えの猛暑を記録する日もあり、気候の変化の厳しさを肌で感じる6月となりました。
今年は梅雨明けがなんと平年より20日以上も早かったそうで、思わず「もう!?」と声が出るほどのスピード感でした。例年ならまだ傘が手放せない時期のはずが、すでに真夏のような日差しと暑さが続いていて、季節の移り変わりの早さに驚かされます。
「梅雨」という言葉の由来には諸説あり、一説には「梅の実が熟す頃に降る雨」から由来しているとも言われています。とはいえ、近年の梅雨は、しとしと降る“季節”というより、局地的な豪雨や極端な暑さが入り混じる“現象”のような存在になってきたのかもしれません。
そんな6月は、センターでは8月から本格始動するイベントや学生プロジェクトに向けて、企画調整や打合せを進めた1か月でした。(夏から冬にかけて、学生たちとともに各地で色々な活動を展開する予定です!)
それでは、2025年6月の活動報告をお届けします。
6月のトピックス‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥
■学生の活動
・6月京都産業大学「グローカル人材論特殊講義」(アクティブラーニング支援)(大原・三谷)
■交流・場づくり
・6/20(金)第12回学生×社会人交流会「ジェネコネ」(インターン生 溝川)
■講演・登壇・外部訪問
・6/25(水)大津商業高校アクティブラーニング支援(山田)
・6/25(水)丹後緑風高校「これからの学びに活かせるビジュアルシンキング」(肥後・外崎)
・6/26(木)龍谷大学グラフィックファシリテーション講座(外崎)
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■学生の活動
・6月京都産業大学「グローカル人材論特殊講義」(アクティブラーニング支援)
毎回、様々な社会人の方にご登壇をいただき、学生が「働くとはなにか?」について深く考える本講義。今月は、6/5(木)は有限会社匠弘堂 代表取締役社長 横川さん、6/12(木)は池田総合研究所 池田さん、6/19コミュニティ・バンク京信(京都信用金庫) 荒尾さんにご登壇いただきました。
横川さんが代表取締役社長を務める匠弘堂は、故・岡本棟梁の教えを守りながら社寺建築を行う宮大工集団で、首里城の再建にも携わっておられます(宮大工企業のご登壇は本講義初めて!)。
池田さんは、大企業やベンチャー企業、IT業界や小売り業界など幅広い分野で5回の転職を経験され、現在はデジタル×マーケティングを武器にモノづくりの中小企業支援に携わっておられます。
荒尾さんは、地域に根ざし、地元の発展と暮らしを支える金融機関であるコミュニティ・バンク京信にて、30代とお若いながらも、支店長としてご活躍されています。
今月もこの講義らしく多様な業界の方にご協力いただきました。登壇者の方のそれぞれ異なる人生・岐路における選択やその判断軸から、学生も多くのヒントを得たようです。加えて、就活での企業選びの視点だけでなく、おすすめの社寺建築やAIとの付き合い方など、人生の先輩に幅広く質問し学びの糧としていました。ご登壇いただいたみなさま、本当にありがとうございました!(大原・三谷)
(左から横川さん、池田さん、荒尾さん)
■交流・場づくり
・6/20(金)第12回学生×社会人交流会「ジェネコネ」を開催しました!
今回は「ルールってなに?」をテーマに据え「採用面接時の『服装自由』って、実は自由じゃないのでは?」という疑問を取り上げました。そこで、一般社団法人アソボロジーさんとのコラボ企画として開催した今回の「ジェネコネ」では、アソボロジーさんが作成した「平和革命」というロールプレイング型ルールメイキングゲームを通して、既存のルールの意義を見つめ直し、新しいルールの在り方を多方面から模索しました。
当日は学生15名、社会人14名、合計29名のみなさんにご参加いただき、賑やかな会となりました! 参加者がグループに分かれた後は、グループごとに面接官と就活生の役(ロール)になりきって、採用面接時の「服装自由」というルールを、面接官・就活生の双方が納得できるルールの文言を考えました。「その人の服装ではなく内面で面接するべきでは?」「服装に採用基準があるなら明記するべきでは?」など、様々な面から本音の対話が盛り上がっていました。
column:ちなみに、ジェネコネ参加者へのアンケートでの「もしもあなたが『採用面接に行く学生』である場合、面接案内に『服装は自由です』と記載されていたら、どのような服装で面接に行きますか?」という質問に『スーツを着用する』と答えた人の割合は、学生は65%、社会人は33.3%となっており、属性によって回答が偏っていました。みなさんはどう思いますか?
次回は8月26日(火)開催予定です。詳細はグローカルセンターやQUESTIONのHP・SNSをチェックしてお待ちください!(インターン生 溝川)
■講演・登壇・外部訪問
・6/25(水)大津商業高校アクティブラーニング支援
滋賀県立大津商業高校さまよりご依頼をいただき、3年生「課題研究」の授業の一環であり、高校版DMO・観光ビジネスプロジェクトでの学びの支援を11月までさせて頂くこととなりました。その授業に初めて山田が参加してきました。サポートをするチームは、東京にある滋賀県の広報施設「ここ滋賀」での販売実習や三井寺でのイベント開催に取り組んでおり、そのプロセスを通じて生徒の皆さんが課題発見能力・課題解決能力やコミュニケーション能力を磨くお手伝いを私(山田)と木下でさせていただきます。滋賀県からもグローカルセンターにお声がけをいただけることに、活動の広がりを感じ、嬉しい限りです。この新たな繋がりを私達の掲げるミッション達成に活かしていきたいと思います。(山田)
・6/25(水)丹後緑風高校「これからの学びに活かせるビジュアルシンキング」
オンラインで、京丹後市の高校1年生の皆さんを対象にワークショップ型の授業を実施しました。今年のテーマは「これからの学びに活かせるビジュアルシンキング」。
昨年度は授業の後の生徒のノートに授業で習った”人”の絵が大流行したと先生から伺いました。
今年はメインファシリテーターの肥後と、可視化役の外崎の2名ともそれぞれ離れた場所(肥後@北海道(!)、外崎@京都市内)から実施させていただきましたが、高校の先生方にもサポートのおかげで生徒の手元も顔も見えて、楽しい雰囲気も伝わってきました。こちらから発信したワクワク感も伝わっていることを願います! そして、高校生の皆にとって、ペンを持つことが、これからの高校生活に生かせる知恵…とまではいかなくても…楽しく学んで楽しく過ごす一助になれますように。(外崎・肥後)
・6/26(木)龍谷大学グラフィックファシリテーション講座
龍谷大学政策学部 只友景士先生の授業「龍谷大学 人とまちが育つ『話し合い』創造プロジェクト」にお邪魔して、2コマ分のワークショップをさせていただきました。学部生から社会人学生(大学院生)までが参加されているクラスで、受講生は「『ファシリテーション』は知っている・実践している」という皆さんです。
ではそこに可視化(グラフィック)が加わるとどうなるのか? 「グラフィックファシリテーション」となると、初めは「絵を描くこと」や、ノートやホワイトボードと比べて「消えない太い水性ペンで書く」ことにハードルの高さを感じていた様子。そんな皆さんも、授業終わりには「話をきき(聞き・訊き)ながらかく(書く・描く)」を見事に実践されていました。
「絵を描く」ことが注目されがちですが、本質は安心安全の場づくりのための一つの手段としてペンを持つことです。その入り口として、ペンを持って場が進む楽しさや醍醐味を少しでも体感してもらえたなら幸いです。(外崎)
写真は授業参加者の方と只友先生から頂きました♪自分が話しているところの写真は貴重です! 授業サポーターのTAさんもありがとうございました。
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【☆近日開催イベント・プロジェクトのご案内(3件)☆】
1.「ラーニング・イノベーション・プログラム2025」参加応募受付中!<対象:社会人・学生>
昨年度から開始し、好評を博しているプログラムの参加者を募集中です!「学ぶ力」と「学びをデザインする力」を育む”プレイフル”な連続ワークショップに参加してみませんか?
〇プログラム概要
内 容:「学ぶ力」と「学びをデザインする力」を身につける月1回程度×計8回の連続ワークショップ
期 間:2025年8月~2026年2月
場 所:QUESTION4F, 5F, 7F ※原則対面で実施
対 象:高校生以上~45歳以下(定員:25名)
参加費:無料
▼日程・内容詳細、お申込みは下記WEBサイトをご覧ください
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●申込締切:2025年7月11日(金)
●選考結果通知:2025年7月20日頃(予定)
※応募多数の場合は選考となります
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2.開催直前のご案内!7/9(水)「FUNの集い30th」<対象:社会人・学生>
今年度第1回目のFUNの集いです!ご予定が合うかたはぜひお越しください!
7月といえば『七夕』、『七夕』と言えば『願い事』。
「自分の本当の願いって何だっけ?」
「願いってどう叶えていけばいいのだろう?」
今回のGLOCAL FUNの集いは『願い』をテーマに交流を楽しむ企画を
インターンのベルくん こと鈴木くんが進めてくれています。
美味しい軽食とお飲み物をご用意して、皆さんをお待ちしております。
お誘い合わせの上ご参加くださいませ。
〇イベント概要
・日時:2025年7月9日(水)18:30~20:30
・場所:QUESTION 4F
・参加費(軽食とドリンク付き)
★学生参加費:無料
★社会人参加費:3000円(学生負担分含む)
▼お申し込み
・社会人用申込フォームはこちら:https://forms.gle/cbBQ9uMW6biobMAB7
・学生用申込フォームはこちら:https://forms.gle/d9BFeMJTYh1MmBw86
3.7/23(水)開催 QUESTION TALK vol.24「“普通のセックス”ってなんだ? 」〜学校でも家庭でも教えてくれない性のリアルなはなし〜
QUESTION TALK (通称Q TALK)が久しぶりに復活!
QUESTION TALKはQUESTIONが定期的に開催し、様々な分野で「問い『?』に向き合う人たち」をゲストに招き、特定のテーマについて議論、対話するイベントです。
第24回目の開催となる今回のテーマはずばり「セックス」で、山田が企画・進行を担当します。
性にまつわる話は重要なことにも関わらず、いまだに日本では「なんとなく避けられがち」です。でも本当は、自分に自信を持ち、自身を大切にするために、そして大切な人をちゃんと大事にできるようになるために、とても重要なヒントが詰まっています。
「高校生/大学生のときに知っておきたかったこと」を起点に、長年にわたり包括的性教育を社会に届けてきたベテラン助産師さんをゲストに迎えて、参加者も巻き込んだ双方向の学びの場をお届けします。QUESTION×GLOCALならではのこの企画、是非ご参加ください!
【 イベント概要】
日 時:2025年7月23日(水)18:30〜20:30(開場18:15)
会 場:QUESTION 5F Students Lab(京都市中京区)
定 員:25名(先着順)
参加費:無料
主 催:QUESTION
お申し込み:https://glocalcenter.jp/events/question-talk-vol-24/
今月のお知らせは以上です。最後までご覧いただきありがとうございます。
引き続き温かいご支援を賜りますようお願い申し上げます。