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2022.11.30

11月の活動報告をお届けします!🍁

こんにちは、きのPこと木下です。
月に1回、わたしたちの活動をダイジェストでお届けしています。

11月が終わりました!秋と冬の変わり目。
食物月(をしものつき)とも言われ、新嘗祭などの収穫を祝う行事がたくさんある月だったそうです!

11月は新規事業や次年度準備、既存の高校向けALや研修、新しい学生と企業のプロジェクトなどなど、
GCも事業の種まきの収穫祭かのごとく、いろんな事業が最もダイナミックに動く月でした!

2022年も残すところあと1か月。

12月は師走(しはす)。年が果てるという「年果す(としはす)」が語源という説だったり、
1年の最後に為し終えるという意味の「為果す(しはす)」という説だったりたくさんあるそうです。

12月に為し終えるために、11月を振り返っていきましょう!

・・・・もくじ・・・・

①高校生からの学び(ユース・アントレプレナーシップ事業)

②色々な研修がスタートしました!

③11/16 トヨタ財団 3カ国協働 Power to Change フォーラム開催

④11/21 「100年後にのこしたい企業とは?」学生×企業人交流会

⑤学生のアイデアが実際に採択された事例も!京都企業✕学生プロジェクト

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▽寄稿文noteはこちら!

https://note.com/glocalcenter/n/nfc7a6b7f1743

 

①高校生からの学び(ユースアントレプレナーシップ事業)

アステムさま、京都市さまとの連携事業であるユースアントレプレナーシップ事業は、自分の人生に「起業」という選択肢をもってもらうことを目的として、京都の若手起業家の講演とワークショップを行う事業です。

グローカルセンターは、講演の司会進行とワークショップの企画、運営を担当しています!

ワークショップでは、自分の社会へのモヤモヤ、ニーズ(もっとこうなったらいいのにな!)から始まる社会課題解決をテーマに、より身近に感じることを少なくとも3人が共感できたらそれは社会課題では!?という所から始まり、アントレプレナーシップを育むワークショップを実施しました。

塔南高校、銅駝美術工芸高校、京都工学院高校の3校、約300名を対象にワークショップ実施した中で、最も多く出てきたモヤモヤ、ニーズは、

・自分らしく過ごすための校則になっていない!
・週2日の休みは少ない!休みが3日あればもっと勉強頑張れるのに!

というものでした。

違う高校から共通して出てきているということは、高校生の関心ごとがここにあるんだなと感じます。
納得感や理由が説明されている規則やルール設定とは?自分らしく生きるための「休み」「働き方」とは?などなど
週休3日制を導入する企業がでてきていたり、ルールがなくても自律的に動く組織が注目を集めたり、
これって実は企業でも考えるべき問いになっているのでは!?

これから社会に出る若者の関心事は、まさに企業や社会側が考え直す必要のあるポイントになっていることを考えると、やはり若者の問いを社会が全力で考えることはとても重要だと感じました。

 

②色々な研修がスタートしました!

 食欲の秋。だけじゃない!「学びの秋」もやってきました!

・京都府生涯現役クリエイティブセンターさま:リカレント研修「若者定着・活躍応援コース」

 この研修では、受講生同士の対話、ゲストとの対話を通じて、自社の魅力を再発見し、部署内や外部連携のスキルを獲得することを目指しています。
チームでの課題解決ワークショップ型プログラムを行い、楽しみながら技能の涵養を目指し、変化に対応してどんな場所でも活躍できる力を身に付けることを目的としています!

理事の丹波さん、設立当時からお世話になっている柏木さんを迎えゲストトークも行いました。

当日の様子はこちらをご覧ください

Day1-2:https://note.com/glocalcenter/n/n22039064a203

Day3:https://note.com/glocalcenter/n/naa384300f1e2

・京都信用金庫さま:社員研修FSP(フューチャーセッションプロジェクト)

 今年で第6回目を迎えるこの研修は、「真のバンカーの土台づくり」を目的に、
京都信用金庫さまの30代や支店長25名にご参加いただき、グローバルな視野の金融知識やそれぞれの支店のある地域・現場(ローカル)での実践を見据えた課題解決型学習をベースに
企画設計から運営まで携わらせていただいています!

初回から榊田理事長にお話をいただき、
参加者は、京都信用金庫が「日本一コミュニケーションが豊かな会社」を目指す理由や、
これまでの先進的な取り組みの背景にある想いを受け取り
スタートしました。

皆さんのこれからの変化や学びがとても楽しみです。

 

・㈱Kbデバイスさま:フォローアップ研修・振り返り実施

 2016年から企画運営に携わらせていただいている、社内研修「すごプロ」。

 自立した個人が、自社の経営理念を理解し、自分自身・自社の社会における立ち位置を知る。
そして全体として働くについてを考えるということを目指し、今回は幹部層を中心に4人1組×3ターンでじっくり振り返りのワークをオンラインで行いました。

 テーマは「リーダーシップの発揮」についてです。普段の働き方や、メンバーとの接し方などを改めて見つめ直す時間を対話を通じて過ごしました。

 

③11/16 トヨタ財団 3カ国協働 Power to Change フォーラム開催

 トヨタ財団国際プログラム「気候変動と貧困問題の同時解決システム構築のため、台湾の‘‘-+モデル’‘をタイと日本でノウハウ移転を行い各国での展開を図る」を目的とし、1年前にスタートしたプログラム、今回3か国の学生・社会人メンバーからの活動報告・ディスカッションが行われました。

5大陸16カ国から約70名が参加という国際色豊かな集まりとなり、グローカルセンターのグローバルを感じて頂けた時間になったのではないでしょうか。

今回は、プロボノのりおさんによるレポートです。
https://note.com/glocalcenter/n/n9f966e19df08

 

④11/21 「100年後にのこしたい企業とは?」学生×企業人交流会

 グローカルセンターと6大学が連携して実施する「グローカル人材フォーラム」の前段として、例年実施している学生と企業人の交流会です。
今年度は3年ぶりのリアル開催となった今回のテーマは、

「100年後に残したい企業とは?」です!

株式会社ナベルの南部さま、株式会社イシダの吉川さまをゲストに迎え、ゲストトーク+学生と企業人のトークセッションを実施しました。

当日の詳細はこちらのレポートをご覧ください!

レポート:https://note.com/glocalcenter/n/nd0fbe235352a

 

学生26名、企業人33名にご参加いただいきました!皆様ご参加ありがとうございました。

今年でなんと10回目を迎える、グローカル人材フォーラムは2023年2月24日午後を予定しております。
皆様今すぐ予定表に記入をし、参加の準備をお願いいたします!

 

 

⑤学生のアイデアが実際に採択された事例も!京都企業✕学生プロジェクト

・はかりしれないイシダとはかる未来プロジェクトが終了しました!

11月17日(木)に最終報告会を実施した本プロジェクト。
株式会社イシダのキャッチコピーを考える。というテーマで7月から活動を続けてきた集大成です!

提案したキャッチコピーは4つ!

・じぶんの可能性を、はかれ。
・世界を包み、おもいをはかる
・心は錆びない
・今だ!イシダ!

企業訪問や工場見学、担当者の人事部吉川さまへのインタビューや、他社のキャッチコピーから要素を整理し、まとめて作った渾身の4つです!

学生は緊張しながらもしっかりと想いを伝えることができていました。
イシダさまからも、「4つとも場面に合わせて使っていきたい!」という声をいただきました!

学生の皆さんお疲れ様でした!

※本プロジェクトは、来年2月開催のグローカル人材フォーラムでも発表を予定しております!
皆様、お楽しみに!

 

・未来を灯す明かりの輪プロジェクト企業訪問を実施!

有限会社中村ローソクさまへ企業訪問を実施しました!
和蠟燭が職人さんによって生み出されていく現場を見学しながら、和蠟燭を未来へ残していくためのアイデアをたくさん発想していました!

▼アイデアの一部がこちら!

・友達の誕生日におススメ!12星座をあしらった絵蠟燭
・サウナ✕和蠟燭で整う!?
・京都のスポーツチーム✕和蠟燭!ファン向けデザイン和蠟燭
・デザイン和蠟燭ホルダーで安らぎを。
などなど

現在、アイデアの実現に向けて、学生たち自らデザインを思案中です!

 

・11/24 理事の舩橋晴雄さんに京産大で3つのテーマに取り組むPBLの受講生30名、グローカルのインターン生にお話を頂きました

 ご著書である「藝術経営のすゝめ」と「平安人物志」をもとに「京都から考えるこれからの世界」と題し、京都の文化や京言葉を紐解きながら京都の魅力や京都商法の真髄についてお話をいただきました。

・コンプライアンス→会社の決まりの事
・CSR→渡世の掟

などカタカナや英語を、和語で考える重要性や、「ことばとはなにか」を改めて考える時間をいただきました。

質疑では、アイデアは机の上では生まれない。という話や、日本人の美意識まで話が及びました。

「ー日本人の美意識は藝術を育み創り出していく母体。感動する心。

  言語が根底にあるから、言語が乱れれば美意識も乱れていく。」とおっしゃられていました。

ことばを丁寧に扱い、分野や世代によって使われる言語・言葉遣いがちがうからこそ色んな言語を獲得し美意識の涵養と体現に努めたいと思いました。ありがとうございました。

QUESTION訪問では、相談役榊田さんとの再会のシーンも!

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■12月以降のイベントのご案内

(1)グローカルセンターFUNの集いは次回12月14日(水)、次々回2月15日(水)開催予定

グローカルセンターが、定期的に行っている「ファンの集い」は理事・社会人・学生・スタッフ…センターに関わる全ての人が一堂に集い、ゆるく、時に熱く、フラットな形で話し合える場です。年末のファンの集いはリアル開催を予定しています。

 〇日時:2022年12月14日(水)18:00~20:00

 〇場所:京都市内開催※

 〇参加申込み:フォームより申し込み※

※京都市内リアル開催/開催場所の詳細は近日イベントページに更新いたします。

 https://glocalcenter.jp/events/fun24th20221214/

スケジュールを確保して楽しみにお待ちください♪

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11月の報告は以上です!

最後までお読みいただきありがとうございました。

 

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