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2024.06.10

2024年5月の活動報告をお届けします🍃

早いもので2024年も半分が終わろうとしています。皆さまいかがお過ごしでしょうか。
今回の活動報告は、先月に20日ほどお休みを頂戴しましたHilaよりお届けいたします。
久方ぶりにゆっくりと本を読み耽る時間を楽しんだのですが、その内の1冊にあった「正義の戦争はあるのか」という問いをここ最近ずっと頭の中で反芻しています。

アフガニスタン、シリア、イエメン、ミャンマー、ウクライナ、そしてガザで起こっていること。
そして、学生に勧められて観たアカデミー賞でも話題の映画、『関心領域』『バティモン5』が映し出す、「正しさ」と「共存」の非情なまでの困難さに目を塞ぎたくなる気持ちになりました。

そんな時にグローカルの理事である船橋さんとのお話しをする機会が。
「絶対」というものはなく、一見相反するものが互いに成り立ち、そこから新たな発展が生まれる(相反相成)という考え方は古くから東洋にあったというお話を聞き、また少し希望を感じています。

今だからこそ改めて私たちのアジアというルーツに若者たちと目を向け、対話を重ねながら共存を考え自分たちの周りから実践する、そんな場を作っていきたいと改めて想います。

長くなりました。
5月の活動報告をどうぞお楽しみください。

5月の活動報告トピックス‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥
◎ 5/31 (金) 2024年度 通常総会・第1回 理事会開催
① 5/15 (水) 京都クオリアフォーラム グラフィックレコーディング実施
② 5/19 (日) THE BLUE CAMP 2024年度キックオフ!
5/22 (水) グローカルスタッフMTG実施
④ 5/24 (金) 京都奏和高校「先駆者展」出展参加
⑤ 5/28 (火) 関西大学 商学部 馬場先生とのコラボレーション
⑥ 5月の京都産業大学グローカル人材論特殊講義の様子
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◎ 5/31 (金) 2024年度 通常総会・第1回 理事会開催
 5月31日に令和6年度の通常総会・第1回理事会を無事に終えることができました。
前の週には、監事監査も対面で行い、毎年ながら監事の前野先生が持ってきてくださったバラとアジサイのブーケを愛でながらの和やかな時間となりました。

 スタッフ・インターン生と育み耕してきた数々の事業内容と、12年目だからこそ直面する課題と挑戦について率直な現状を理事のみなさんにご報告し、フィードバックをいただきました。2024年の1つのFORCUSとして、私たちが学生と、企業のみなさんとの活動でもたらしている”社会へのインパクトの見える化”を掲げ成果の見える化を行っていきます。

 伸びやかに活動をするためにもバックオフィス・組織基盤の強化を宣言し会を終えました。改めまして、今年度も宜しくお願いいたします。(行元)

 ▲QUESTIONで開催しました                          ▲staff木下長男(みろく)も見守ってくれました

① 5/15 (水) 京都クオリアフォーラム グラフィックレコーディング実施

 外崎です。5月はQUESTION4階のCommunitySteps(大階段)の大スクリーンで、デジタルのグラフィックレコ―ディングをしました。今回描かせていただいたのは「京都クオリアフォーラム」の人材育成について「本音を語る会」です。「京都クオリアフォーラム」は、優れた大学と企業が集積する京都で、大学と産業界が力を合わせ、先端研究や新産業の創出や人材育成を行い、日本が世界をリードする存在として飛躍するさきがけとなることを目指して活動されています。

 会場の大画面に画面を映してリアルタイムで白熱の数時間…京都クオリアフォーラムに参画している企業と大学のリアルな声、未来をけん引する人材についての熱い本音が飛び交いました。

関連記事:京都クオリアフォーラムWEBサイト記事

5/15に「本音を語る会」を開催しました

② 5/19 (日) THE BLUE CAMP 2024年度キックオフ!

昨年度に引き続き、今年度も一般社団法人Chefs for the blueが主催する対象、興味対象もバックグラウンドも多種多様な若者がチームを組み、シェフや漁場視察等を含む様々な学びをベースに

自分たちが考えるサステナブルなシーフードレストランを、夏季に企画・運営する約3ヶ月間のプロジェクト「THE BLUE CAMP」がキックオフしました。

今年度もコーディネートを務める株式会社Q’sさんをサポートする形で、プログラム設計や各回のファシリテーションをさせていただいています!
アウトプットのレストランにぜひ皆さんお越しくださいー!

(一応よくみると青いジャケットきて木下が乗っています笑笑)

5/22 (水) グローカルスタッフMTG実施

こんにちは!インターン生の溝川(みぞ)です。
この日はStudents Labを休館とさせていただき、グローカルセンターのスタッフミーティングを実施しました。

この日は、グローカルセンターのキーワードである「グローカル人材」の定義について、肥後さんのファシリテーションで改めてスタッフ・インターンでじっくり話し合いました。
 11年前の設立当初から現在まで、私たちを取り巻く社会情勢はもちろん、スタッフもインターンもそれぞれに変化してきました。その中で、活動の根幹である「グローカル人材」の原点を見直し、そしてアップデートする貴重な時間となりました。

▼「グローカル人材」ってどんな人材?(当ー日の様子)
・木を見て森”も”見ることができるひと
・「具体」と「抽象」を行き来できるひと→違う次元・セクターを繋ぎ、横断できるひと
・偏らない全体像を持つことができるひと
・どんなことも魅力的に感じれるし、批判的にも感じられるひと
・理論(インプット)と実践(アウトプット)ができるひと
・自分の持ち場に、立ち戻ることができる人

今年度は、スタッフ・インターンが集まり議論・対話し、組織基盤を固める時間を大切にするために、こうした月1回の1dayミーティングを行っていきます。

④ 5/24 (金) 京都奏和高校「先駆者展」出展参加

 グローカルセンターが京都市立奏和高校の授業に「先駆者」として出展参加いたしました!(by三谷)
  今回の「先駆者展」は、生徒たちが「まちのだれかを笑顔にする」活動のアイデアを得るため、そんな活動をしている約20の個人や団体が「先駆者」として招待されたイベントです。グローカルセンターも「先駆者」として招待していただきました。

 ブースを訪れてくれた生徒は「5~10歳の子どもたちが遊べる居場所を作って笑顔にしたい」「高齢者が町で集まれる居場所づくりをしたい」など自分たちの興味関心や抱いている課題観から、どうやってターゲットを笑顔にするのか、自身の考えを真剣に話してくれました。

▼アンケート「生徒の声」
・いろんな視点の人の意見を聞いたことで、今後の活動のイメージが湧きました。
・子ども達のために自分の事のように動いてくれる大人がいると知って衝撃を受けました。 など

 担当の先生からの挨拶の中で「笑顔から一番遠い人は誰?と生徒に質問したところ、『おとな』という回答が多く、そんな中、生徒はだれかを笑顔にするために真剣に悩んで考えてくれている。今日のイベントを通して、生徒の大人への印象が変わり、少しでも明るい希望を持てる機会となって良かった」と泣きながらコメントされていて、私はビビっと雷に打たれたかのように感動しました。

 かっこいい大人や、社会を変えたいと真剣に考えて活動する若者がもっと増えてたくさんの人に届いたらいいなと思います。関係者の皆さま、ご招待ありがとうございました!

⑤ 5/28 (火) 関西大学 商学部 馬場先生とのコラボレーション
行元です。遡ること、2017年2月。社会的インパクト評価イニシアティブのプログラムでロジックモデル*を制作するワークに当時の総務 林さんと参加しそのプログラムを監修しておられた関西大学馬場先生、五十嵐さんと時を経て、ご一緒させていただくことになりました。インパクト加重会計を学ぶ研究生・学部生、計15名の学生たちと、グローカルが社会にもたらしてきた、もたらしている価値の見える化についてインパクトレポートを作成するということを目標に1年間の協働がはじまりました。また進捗を随時報告させていただきます。


▲授業でのGLOCALの紹介の様子

▲QUESTION訪問の様子

⑥ 5月の京都産業大学グローカル人材論特殊講義の様子 
行元です。教室を社会に見立てて、ゲストのパーソナルヒストリーや具体的な仕事内容を聴かせていただき「働くとはなにか?」という大きな問いを見つめる時間。

 今月は、5/9【卒業生】 株式会社京写 治具・実装営業部 東日本実装営業課 中野 裕太さま、5/16 株式会社日立製作所 サステナビリティ推進本部 CSR部 北村 理史さまにお越し頂き、5/23 はGLOCAL CENTERより三谷くんが学生とのワークショップを行いました^^

 中野さんは、12年前の卒業生。現在は、京写にてプリント配線板や実装搬送治具の製造・販売を国内外で行っておられ、この授業のために東京から駆けつけてくれました。「働くとは?」という問いに①成功はない、②失敗はない、③才能はない* (ーまだ経験のない中で、才能の有無について判断せず可能性を狭めないでという意)*成功は嬉しいが、成功から学ぶことはない、失敗からはたくさん学べるという力強いメッセージをいただきました。北村さんからのお話は記事にまとめているので下記をご覧ください!

📖君の選択は wii(意志)か、can(できること)か?
https://note.com/glocalcenter/n/nb5b02947ed95

 【☆近日開催イベント&プログラム参加者募集のご案内☆】

【8月スタート】新プログラム参加者大募集!

​​「学ぶ力」と「学びをデザインする力」を育み、組織、学校、地域など様々な場で生じる学びを変革していくことができるラーニングイノベーターを育成するために企画した、その名も「ラーニングイノベータープログラム」がいよいよ始動します。

グローカルセンター初の試みとして、高校生、大学生、社会人の垣根を超えた多様な背景を持つ参加者が月1回程度×6ヵ月間で相互に学び合い、学びの場を共創・実践するプログラム(参加無料)になっています。

場所:QUESTION4F, 5F, 7F
期間:2024年8月~2025年2月
対象:高校生以上~40歳以下(20名)
実施形態:月1回程度×4時間の計6回の連続ワークショップを原則対面(オンラインとのハイブリッド)

▼こんな高校生・大学生の方におすすめ
・学校から飛び出して、自分の可能性を広げたい
・自分にあった学び方をみつけたい
・学校での学びにモヤモヤした気持ちを抱えたことがある
・教育関係の仕事(教員など)を目指すにあたって、よりよい教育(学び)のデザイン手法について探究したい

▼こんな社会人の方におすすめ
・社内、社外での話し合い(会議)や新しい取り組みの企画について、どうやって実践していいか分からない
・「コミュニケーション」「ワークショップ」「ファシリテーション」って結局何なのか、体験を通して学び直しをしたい
・自らが所属する組織の内部で生じる問題をワークショップの手法で解決できるようになりたい

多様な世代・背景・価値観を持つ参加者と一緒に、「学ぶ力」と「学びをデザインする力」を同時に伸ばすプログラムに参加しませんか?

詳細は以下のURLをご覧ください。

https://glocalcenter.jp/service/humandevelop/learning-innovation-program/

【6/25(火)】第6回 学生×社会人交流会「ジェネコネ」

ジェネコネは、様々な年齢層の皆さんが集まり、学生と社会人が肩書きを外してフラットに対話することを通して現在を捉える・これからを考えるためのヒントを見つけられるイベントです。学生の皆さんも社会人の皆さんも一緒にワイワイ楽しく交流しましょう!

‥‥☆毎回人気のイベントですぐに席がなくなりますのでお申し込みはお早めに♪‥‥

【概要】
日 時:2024年6月25日(火) 18:00~20:00
場 所:QUESTION 5F 「Students Lab」
対 象:学生・社会人
参加費:無料
詳細・お申込み:https://glocalcenter.jp/events/gene-conne06/

学生から社会人まで多様な人々が集まってわいわい対話するイベントです。新生活も落ち着いたこの時期にぜひ、新しい出会いに飛び込んでみませんか?

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【7/10 夕刻】27th FUNの集い!

今年最初のFUNの集いを開催します。今回のテーマは『スナック グローカル』です🍸
QUESTION1FのBarにて、皆さんと楽しくおしゃべりをしながらグローカルのスタッフが飲み物を振る舞う、そんな一時を企画中です。

詳細決まり次第またお知らせしますので、まずは日程の確保をよろしくお願いします♡

【概要】
日時:2024年7月10日(水) 18:00~21:00を予定
場所:QUESTION 1F
対象:グローカルセンターを愛する皆さま
参加費:後日お知らせ

 

 

 

 

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