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PBL・インターン・留学生支援

グローカルセンターのPBLとは?

グローカルセンターのPBL(Project Based Learning)は、大学や国籍の枠を超えた学生を「グローカル人財」として育成する課題解決型学習です。
具体的には、企業が抱えている課題や社会課題を企業とグローカルセンターがともにプロジェクト化し、そこに様々な大学から集まった多様な学生が参加し、チームでプロジェクトに取り組みます。これまでに35の大学(PDF)から、のべ2,500名以上の大学生が参加しました。

プロジェクトを通じ、リアルな社会や社会の課題と向き合うことで実践的な力を養うことはもちろんのこと、これからの社会を生き抜くためのグローカルなマインドを醸成します。

学生向けPBL・インターンシップのステップ

プロジェクトの申し込みから終わりまでの流れ
※参加には、学生事業部規約(PDF)への同意が必要です。

プロジェクト一覧はこちらから

京都府・京都市連携事業 学生×地域×企業 「京都未来人材育成プロジェクト」(大学横断型学生プロジェクト連携企業一覧)
京都府・京都市連携事業 学生×地域×企業 「京都未来人材育成プロジェクト」(大学横断型学生プロジェクト連携企業一覧)
内容:令和7年度「京都未来人材育成プロジェクト事業」は、京都府と京都市が連携し、府内の地域や企業が持つ課題に対して大学・学生の力で解決策を提案する取り組みです。 このページでは、京都未来人材育成プロジェクトのうち、大学横断型のチームで活動する企業連携プロジェクトの活動予定や実施プロジェクトの情報をお伝えします。京都ならではの産業や文化に触れる実践的なプログラムを通じて、大学生の皆さんが学び成長する格好の機会になります!地域をフィールドに、一緒に活動しませんか?
開催日時:2025年8月-2026年2月
対象:対象者:大学生、大学院生、短期大学生、留学生(京都府内に在住、又は京都府内の大学に通学する方)
【京都府・京都市×GLOCAL】「精密って、カッコいい。」スマホもクルマも薬も支える、京都発の技術に触れる企業訪問プログラム
【京都府・京都市×GLOCAL】「精密って、カッコいい。」スマホもクルマも薬も支える、京都発の技術に触れる企業訪問プログラム
内容:精密金型と成型機の技術で、私たちの生活を“かたち”づくる「菅原精機株式会社」さん。 京都・山科に本社を構え、スマートフォン、自動車、医薬品など、私たちの身近な製品の製造を支える精密な金型と成型機を手がける企業です。 菅原精機さんの技術は、スマホの中の電子部品、自動車のエンジン部品、さらには薬の錠剤の形まで、私たちが普段何気なく使っているものの“かたち”をつくるために欠かせません。 その高精度・高品質なものづくりは、国内外の製造現場で活躍し、見えないところで私たちの暮らしを支えています。 普段の生活ではなかなか気づかない、精密加工の世界を体感し、ものづくりの現場で働く方々と直接意見交換できる貴重な機会です。 「技術が生活をどう支えているのか」「働くことの意味とは何か」を一緒に考えてみませんか?
開催日時:2025年9月26日
対象:
【京都府・京都市×GLOCAL】千数百年の伝統文化・木造建築技術を後世に繋ぐ宮大工集団「匠弘堂」へ企業・工房訪問プログラム!
【京都府・京都市×GLOCAL】千数百年の伝統文化・木造建築技術を後世に繋ぐ宮大工集団「匠弘堂」へ企業・工房訪問プログラム!
内容:匠弘堂は、京都を拠点にお寺や神社の新築・修理・復元を手掛ける宮大工のプロフェッショナル集団。職人さんの工房を訪れ、道具や技を間近で見学し、実際に木材に触れ、その香りを感じながら、伝統産業の奥深さと魅力を体感することができます。 さらに、次世代を担う大学生の皆さんとともに「未来の伝統産業の姿」を職人さんたちと語り合い、これからの日本の伝統をどう紡いでいくか、一緒に考える機会にしたいと考えています。 千数百年の伝統文化・木造建築技術を後世に繋ぐ橋渡しをしている現場の人々と触れ合い、未来の伝統産業について考えてみませんか?
開催日時:2025年8月29日
対象:大学生、大学院生、短期大学生、留学生(大学コンソーシアム京都加盟大学に所属する学生)等

PBL参加者の声

花園大学(卒) 社会人2年目 奥谷くん

・参加の感想

自分で、また、チームのみんなで0から1を創ることの楽しみをいつも体感することができました。大学の外で、他大学の学生や、社会人、経営者の方とお話ししてきたことは僕のなかで貴重な時間でした。とにかく、参加して本当に良かったです。

・社会に出て生きている学び

GCでは、経営者の方々や大勢の人の前で、プレゼンやイベントの司会をしていました。今、考えると自分でもよくやったなと思い返すこともあります。
その経験もあって、社会に出てから「僕はこう思います」とはっきり自分の意見を持てるようになりました。意見や思いをしっかり表現することで、それが個性であったり人間性になるのだろうと思います。

・大学生に一言

尊敬している偉人の一人である、吉田松陰という方が「志を立てることから全てがはじまる」という言葉を残しています。夢でも目標でもなく、志です。志には自分の決意や覚悟の意味が多く込められています。
その志が無ければ、目的地の決まっていない船旅に出るようなもので、人生という大海原をただゆらゆら漂うだけになってしまいます。
やはり「これがやりたい」、「これならできる」という一握の志を持つことで、やっと仕事を決めたり、人生の計画に乗り出せると思います。
それを創り出すヒントを、GCで見つけていってほしいです。

グローカルインターン制度

インターンシップ募集中!
GCのインターンシップは、センターの様々な業務に「能動的に」携わってもらうことが特徴です。
具体的には、課題解決型プロジェクトのコーディネート業務(プロジェクトの設計、企業との連絡調整、プロジェクトの実施まで)やイベントの企画運営、センターの活動PR等に従事していただきます。
インターンシップでは、様々な人と出会い、社会的経験を積み、自らアイデアを出して動くことになるでしょう。その中でまず「課題を発見する力」を、そしてさらに「柔軟な発想力」「具体的な企画力」「実践的な調整力」、「人と人をつなぐ人間力」を身につけていってください。
募集要項の詳細はコチラから←

インターン生の声

溝川 彩夏

・グローカルセンターとの出会い(馴れ初め)は?

 グローカルセンターとの出会いは、高校2年生の夏から約半年間、2020年度Glocal Shift Programmeに参加したところからです。高校で勉強漬けの日々を送っていた私にとって、プログラムの内容や、他学校の同級生との出会いは、とても新鮮で刺激的でした。「5教科7科目以外の探究的な学び」の魅力や、グローカルセンターのスタッフの皆さんの人柄に触れ「もっとグローカルセンターと関わりたい!」と思うようになったことが、インターンを始めるきっかけになりました。

・インターンで何をしている?

 グローカルセンターではなんでも屋さんみたいなことをしてます。主な業務である、Students Lab運営、イベント企画/運営/広報、PBL運営補助などはもちろん、必要とあらば事務作業からデータ入力、大掃除までなんでもやっています。
 なかでも、QUESTION(コミュニティ・バンク京信)と共催で開催している、学生×社会人交流会「ジェネコネ(ジェネレーション・コネクト)」というイベントの企画/運営は、私にとって大きな成長をもたらしてくれた業務です。
 私はもともと内向的な性格のため、初対面の方と話すことや大勢の方の前で司会をすることなどはとても苦手でしたし、他組織との初めての協働にプレッシャーも感じていました。ですが、グローカルセンターのスタッフの皆さんにアドバイスをいただきながら、また、応援や激励をいただきながら、試行錯誤のなかで実践を繰り返すうちに、コミュニケーションに対する苦手意識や他組織と協働するプレッシャーもかなり克服することができたと感じています。

・最後に

 グローカルセンターは私にとって、いい意味で「自分が揺らぐ場所」です。多様な学生や社会人と出会って「こうじゃないといけない」という見えない社会のレールに基づいた無意識のうちに醸成されていた価値観が揺らぎます。自分自身も、数多くのチャレンジを経て変化していきます。けれど変わらず、常に問われ続けることは「私は何をしたいのか」という部分です。
 今までなんとなく生きてきた私にとって、自分と向き合って、自分の声を聞くことは難しいことだと感じています。ですが、手探りながらも、自分を探すこと、自分を作り上げていくことも冒険だなと思えるようになりました。自分の重りになっていた鎧を捨て去って、「なるようになるし、やってみよう」と一歩踏み出すことができるようになりました。

鈴木 優太

・グローカルセンターとの出会い(馴れ初め)は?

 グローカルセンターと出会ったきっかけは高校2年生の夏に参加した、高校生対象プログラム「2020年度Glocal Shift Program」です。このプログラムで「社会」という世界で活動している大人、学校に関係なく集まった同世代、そしてグローカルセンタースタッフという多様な人達に出会うことができました。
 Glocal Shift Programでの出会いでは、「学校」という世界で生活していた私からすると、今まで私の中に無かった新鮮な価値観や基準を得ることができました。このような新鮮な価値観をさらに得て、「自身の生活を豊にしていきたい」という思いに加えて、新たな価値観・学びが得られる場を作れるようになり、「周りにいる人の生活も豊かになってほしい」という思いを持つようになりました。その思いを様々な視点を持った人が集まるグローカルセンターで叶えたいと思い、インターン生として関わり始めました。

・インターンで何をしている?

 グローカルセンターでは、Students Labの運営をしています。運営といっても、ただただStudents Labを見張っておくだけではなく、Students Labで開催されるイベントの企画/運営/広報もやっています。
 Students Labのイベントの中で、特に「2mmずらして考える会」は私にとって良い経験を得ることができました。「2mmずらして考える会」とは学生が抱いている様々な問いについて、いつもの物差しを少しだけ(2mmだけ)ずらしてみんなで考えてみる場を作るイベントです。このイベントで話し合われるテーマは「その時参加者が持っている疑問」です。この疑問は参加者の考えている事や価値観が直に出てくるので面白い話し合いになります。
 また、このようなイベントを運営し大勢の前で進めていく時に、一人で進行していかないといけないのかと思っていました。しかし、実際に「2mmずらして考える会」で司会をしている際、参加者も含めたイベントに関わる全員で進めていくスタンスが必要だと気づくことができ、私自身が成長する事ができました。
 「2mmずらして考える会」は、私にとって運営・司会をする面でも新たな価値観を得るという面でも良い経験になっていると思います。

・最後に

 グローカルセンターと関わり始めてから、社会人・学生関係なく「面白い人」に出会う事ができました。「面白い人」は私の人生における選択肢を増やしてくれました。
 人にはそれぞれ価値観があり、その人の生きてきた過程ごとに異なります。私はグローカルセンターと出会い、人によって異なる多くの価値観の中から自分にあったものを見つける事ができました。そうやって今まで自身に無かった価値観・考えと出会うことによって、私の中にこれから生きていく上での選択肢が増えたと思います。
 グローカルセンターでは、普段学校で生活している中では到底出会う事のできない「自分にとって面白い人」と出会えるのが魅力だと感じています。多くの人にグローカルセンターと関わってもらい、その人にとって豊かな選択肢が生まれれば嬉しいと考えています。

学生向けPBL・インターンシップのステップ

プロジェクトの申し込みから終わりまでの流れ
※参加には、学生事業部規約(PDF)への同意が必要です。

「留学生就職支援」

年々、京都でも外国人留学生が増加し、日本・京都で就職を希望する留学生が増えてきました。また、企業においても外国人材の採用ニーズが高まり、新たな在留資格が設けられるなど、よりグローバルな組織の機運が醸成されています。その一方で、日本学生支援機構の調査によると、就職希望者の内、実際に日本国内で就職した留学生は3割程度という結果があります。様々な要因が考えられますが、その中でも留学生と企業の出会う機会が少ない、ということが大きな要因なのではないでしょうか。そのような状況を改善するために、京都市の委託事業を中心として京都で学ぶ留学生と京都企業が交流できる場を提供しています。その他にも日本の就職活動について知る留学生向けのイベントや、外国人材について理解を深める企業向けのセミナーを開催しています。

就職支援のステップ

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