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プロジェクト詳細

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2019.08.30

学生執筆!夏季短期インターンシップ型PBL「GLOCAL SUMMER PBL CAMP 2019」(グローカル人財育成事業) 三日目の様子

[Report]| 2019.08.30

こんにちは。グローカルセンターでインターンをしています。よっぴー(高津 遥)です。

現在、グローカルセンターでは、夏季短期インターンシップ型PBL「GLOCAL SUMMER PBL CAMP 2019」(グローカル人財育成事業)が行われています。
グローカルサマーPBLキャンプは、オスカー認定を受けた京都企業と連携し、企業から与えられる課題を5日間で学生チームが解決する、短期集中のインターンシップ型の課題解決プロジェクトです!

夏季PBLの別日の様子は以下のリンクから

1日目の様子はこちら

2日目の様子はこちら

チェックインとアイスブレイク

三日目のチェックインでは「今の気持ちについての共有と二日目のふりかえり」を行い、そのチェックインを終えた後、二日目と同様に三日目の中で、チームに「心理的安全性」が生まれるように、「ブレストカード」を用いてアイスブレイクを行いました。
そこからは主に二日目の企業訪問を踏まえて、アイデアの企画立案を中心に行いました。今回の記事では、その中で中間報告会の学生の様子を大きく取り上げたいと思います。

中間報告会

折り返し地点の三日目は、各チーム企画立案しながら、その企画をさらにブラッシュアップするために、中間報告会を行いました。
また、そもそも中間報告会とは、発表に向けた各チームの提案内容の進捗を全体で報告する時間です。

〇中間報告会を行う目的

–自分たちの進捗を全体に共有することで、全体の中での進捗度合いを知ること
–チームの外から評価をもらい企画のブラッシュアップにつなげること
–他のチームのアイデアやコンセプトからヒントを得ること

中間報告会で話されていた内容自体は割愛させていただきます。
ここからは、各グループのメンバーから1人、中間報告会で「気づいたこと、学んだこと」をご紹介します。さらに僕自身が気づいたことや学んだことも紹介していきます

一班 二回生 笹川 開登さん (呼び名「ささやん」)

▲笹川さんが説明している様子

〇笹川さんが気づいたこと・感じたこと
-聞き手が本当に聞きたいことは、何なのか?
-面白いと思わせられるかどうかの大切さ
-製品の仕組みを伝えるのではなく、それで何が変わるのか?を伝えることの大切さ
-チームでの活動の難しさ
-発表する人は、そのチームの責任を負っていること

〇笹川さんが学んだこと
「チームワークについて一番学んだ。任せられた方は、任せた人の事を考える、それは信頼しているからこそ任せることが出来る。この気付きのおかげで、少しずつ、お互いが自分を出せるようになった。」

二班 二回生  望月 風花さん (呼び名「もっちー」)


▲望月さんが説明している様子

〇望月さんが感じたこと・気づいたこと
-チームの中で、まとまり切ってないことを言葉に表現するのが難しい
-各チーム企業は違うが、「伝統」や「コラボ」などの単語が出ていて、共通点があること
-自分の思いや考えをメンバーに発信することの大切さ
-他チームからの質問がきっかけで、具体的に考えていなかった部分に気づけること

〇望月さんが学んだこと
チームの中で共有が出来ていても、チームの外の人が初めて聞いたときには伝わらない部分があった。だから、それを「どういう言葉にしたら伝わるのか?」を考えてプレゼンに挑みたい。それにより、プレゼンでは多くの人が疑問に思うことを無くしたい

三班 二回生 岡本 佳樹さん (呼び名「ヨシキ」)


▲岡本さんが話している様子

〇岡本さんが感じたこと・気づいたこと
-自分の班の内容を発表するとき、煮詰まっていない部分があった
-数値的なところを確かめきれていなかった
-提案内容の進捗速度・正確さを欠いていた
-他のチームの視点の違いに驚いた
-他チームが「考えや思考の流れの経路」を見える化している点に驚いた

〇岡本さんが学んだこと
中間報告前は「みんなから受け入れられるだろうというもの」を考えていたが、報告後は「自分ならどんなもの・サービスが欲しいか」を考えるために、各自がやりたいこと・やってみたいことを基にしたアイデア出しに方向転換し、ジブンゴト化させた。

ジブンゴト化させた理由は、そもそも、その消費者には自分自身も含まれるから。このバックキャスト思考*を通して、ゴールの消費者=自分たちの視点がアイデアにつながった。

*バックキャスト思考
「未来」を起点として、そこから逆算して「今」何をすべきかを考えること。
(一日目のSDGsカードゲーム公認ファシリテーターの橋本さんが仰っていたことでもあります)

出典:「事業構想」Webサイトより

僕が「中間報告会」を終えて感じたこと、学んだこと

望月さんの「学んだこと」の内容がすべてだと思います。いくらチームの中で、共通の認識が出来ており、良い案が出来ていたとしても、発表してみると第三者にうまく伝わらない場合があります。
だからこそ、他者の目で、耳で、自分たちの案を客観的に見つめ、「どのような言葉だったら伝わるか?」を考えることはとても重要なことだと思います。
また、僕なりにそれに付け足すと、そこに「ワクワク感があること」もとても重要なことだと思います。そもそも
「その提案内容に自分たちは、ワクワクしているのか?」
「この提案が通った先の社会が思い描けているか?」
「その提案をもとにして、どのような社会を作りたいか?」
そして、「それらをいかにして伝えることが出来るのか?」
発表本番までに、これらがどのように改善されるか、非常に楽しみです。

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