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【過去のプログラム】GLOCAL SHIFT CAMP Day2「なぜSDGsがこれからの組織戦略に必要なのか」(後半)
[Report]| 2019.09.16
GLOCAL SHIFT CAMP 2019 DAY2【後半】レポート
GLOCAL SHIFT CAMPの1期生だった繋がりで参加させて頂きました、大原です。
DAY2後半のレポートをさせて頂きます!
→GLOCAL SHIFT CAMP Day2「なぜSDGsがこれからの組織戦略に必要なのか」(後半)[Report]| 2019.09.16
◆お昼休みの課題に対する考えの共有 14:00ぐらいから(ゆる~く始まりました)
お昼休みに出た講師のノリさんからの課題「自分にとってのsustainabilityとは?」 について、「身近にいる大事な人を想像して考えよう!」というヒントに各自が考えてきたことを車座になって共有しました。
参加者からは、
「なぜ我が家の子供はSDGsについて知らないのか?」
「もっと教育機関が力を入れたほうが良いのでは?」
「文部科学省が主導でSDGsに力を入れた教育に方針を振れば良いのでは?」 など、教育に関する疑問が出されました。
ここでの学びとして、
「ルール(法制度など)は相手の自由」
「交渉(成功事例)は自分の自由」
例)ある教育現場で成功事例を作る→全国に広がる (会社や学校組織でも当てはまるのでは!?) があったようです。
◆SDGsよりも大切なコト
その後、ノリさんから、大事なことは、SDGsを知ることでは無く、「自分は何を望んでいるのか?」である。
そこで、「みなさんが絶対に解決したいことは何ですか?」という問いが提起されます。
この問いを考える方法を参加者で意見を出して決定することになりますが、なかなか発言が出ません。
よく会議で起こる、いや~な、静かでストレスフルな時間が流れます。 この時、1人の参加者から進め方の提案がありました。
そして、他の参加者から明確な意思表示がないまま、場の流れが「その方法で良いんじゃない?」という雰囲気に傾きます。
ここでノリさんから待った!
「みなさんは、この時間を何のために使いますか?」
「今のような、なんとなく決まっていく感じが、SDGsをはじめ世の中の議論で多々起こっています。」
「意見を言うのが怖い、空気を読む、自分を出さないことが、無自覚に自動化されています。」
と指摘が・・・。
その指摘は多くの人の胸に刺さったのではないでしょうか?
その後、再度どう進めるかの確認を参加者に行うと、
「付箋に書くことは参加者とノリさんの1対1の回答になるので好ましくない」
「小グループに別れて意見を出し合いながら考えたい」
「1人で考えを整理して深堀りして考えたい」 など多様な意見が出ました。
この意見を大事にしつつ、みんなが納得する方法は何か?をハンドシグナルを使って決めていきます。
方法は簡単!
せーの!でみんなが手を使って「良い」「決められない」「納得できてない」を表し、
みんなが「良い」を出せるまで議論を続けます。
大事なことは、みんなが自律性を持ち納得できるように「包括」した結論を導くことです。
今回は、 「1人で考えを整理する」 「グループで掘り下げる」 「休憩する」 のどれかで自分にとって意味のある時間を、思い思いに過ごすことになりました。
※みんな個々に盛り上がっていたのと時間の都合で、問いに対する考えの共有は、今回はお流れに・・・。
◆参加者の振り返り
最後にSDGsについてまとめ解説をして頂いた後、本日の振り返りを行いました。
参加者からは、
「会社ではまだ取り組んでいないSDGsについて、しっかり報告しようと思った。」
「会社でも無自覚に意見を言わないという事が無いように気をつけたい。」
「SDGsに引っ張られ過ぎないで、当たり前の事を当たり前に行うことが重要と感じた。」
といった感想が出ました。
みなさん、SDGsについて学ぶだけでなく、自覚を持ち自律的に意見を言うことの重要性についても気づかれたようです。
途中ストレスフルな時間を過ごし、みなさんお疲れのようでしたが、多くの学びがあったのではないでしょうか? お疲れさまでした!
文章/ Ryo