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学生執筆!夏季短期インターンシップ型PBL「GLOCAL SUMMER PBL CAMP 2019」(グローカル人財育成事業) 二日目の様子
[Report]| 2019.08.28
こんにちは。グローカルセンターでインターンをしています。よっぴー(高津 遥)です。
現在、グローカルセンターでは、夏季短期インターンシップ型PBL「GLOCAL SUMMER PBL CAMP 2019」(グローカル人財育成事業)が行われています。
グローカルサマーPBLキャンプは、オスカー認定を受けた京都企業と連携し、 企業から与えられる課題を5日間で学生チームが解決する、短期集中のインターンシップ型の課題解決プロジェクトです!
①チェックイン
△チェックインの様子
「今日の気分、一日目の一番大きな学び」を各自話しました。
話し合われていた「一日目」の学び▼▼▼
-昨日はSDGsについて学びになった
-アイスブレイクの大切さを知った
-SDGsの奥深さを知った
~感じたこと~
一日目のSDGsカードゲームでの学びがとても大きかったのではないかと感じました。 カードゲームで「体感」すること。それが自分の頭で考えるだけでは気づかない多くの事に気づくことにつながるのだと感じました。
②アイスブレイク
アイスブレイクでは「ブレストカード」を用いました。
△ブレストカード(面白法人カヤックさんのものです)
「ブレスト」とは複数人でアイデアを出し合うことです。この「ブレストカード」を用いることで、楽しみながらアイデアをたくさん出す術を学ぶ事が出来ます。
そもそもこの「ブレストカード」を使う目的は、アイデアを出し合う過程を通して、チームの中に「心理的安全性」を生み出すことです。
(※心理的安全性のについては本文末尾)
例えば、このカード
ここからあなたは何を想像されますか?
違う人がこのカードを引いた時、私は「工場?」「ロボット?」などをイメージしました。ですが、引いた人がイメージしたのは、「タイムマシン」でした。
つまり一番重要なことは、「自分と他人では、同じものを見ていても見え方が違う」ということです。
そしてもう一つ、それは「その人の見え方を尊重すること、自分との違いを面白がること」です。それが「共感」に繋がります。
自分が何かを言ったとき、周りの人に共感されていなければ、少し寂しい気持ちになり、次から本音をいう事を躊躇してしまう。それは「心理的安全性」を欠いたチームと言えると思います。
そうではなく、自分の意見と周りの意見が違っても、その違いから新しい視点や考え方、アイデアを見つけようとすることに意義があるのです。
③企業研究と業界研究
各チームの詳細はここでは割愛させていただきます。
ですが、どのチームもホームページや企業訪問で知ったこと以上の会社の魅力や強みを見つけており、次のステップであるアイデアのブレストやコンセプト決めが楽しみになりました。
④企画のアイデアのブレストとコンセプト決め
企業訪問を先に行ったチームも、企業訪問の前に企業研究を掘り下げて行ったチームも、それらで得た情報と「SDGs」をどう掛け合わせるかに苦悩している様でした。
そこで「SDGsアワード」を参考にして、考えているチームが多かったです。
~感じたこと・学んだこと~
企業の魅力とSDGsを掛け合わせることは非常に難しいと思います。なぜなら一回の訪問で企業の魅力や強みを探し当てなければならない上に、学生はみんなSDGsについて専門家でもなければ、大学で詳しく勉強している人もほとんどいません。
だからこそ、各チームはSDGs自体に無理に当てはめようとせず、SDGsの「本質」である持続可能等のキーワードと一緒に考えることや、その企業が10年後・20年後にどうなっていたら、地球にとって、社会にとって、私達にとって価値があるかを考える必要があると感じました。
注)心理的安全性とは、組織で働くメンバーが安心してその組織に属していられる状態が担保され、それによって自分の能力を十分に発揮して自分らしく働ける場のことをいいます。
言葉自体はもともと心理学用語で、自分に対する他者の反応を過度に恐れたり、羞恥心を抱いたりすることなく、自然体の自分で振る舞える環境のことを指す概念です。
参考文献▽▽▽
心理的安全性について