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トヨタ財団2023年度イニシアティブプログラム採択のご報告
いつもグローカルセンターへの熱いサポートありがとうございます。
先日嬉しいニュースが届きましたのでお知らせさせていただきます。
この度、公益財団法人トヨタ財団2023年度イニシアティブプログラムに、
当センターのプロジェクトが助成対象として採択されました。
このイニシアティブプログラムは、トヨタ財団がイニシアティブをとって、人々のより一層の
幸せの実現に向けて助成を行うプログラムです。
〇助成題目:
多様なセクターによる「教育の社会化」の学びを地域社会に波及する
ラーニングイノベータープログラム
〇助成期間:
2024年4月1日~2026年3月31日(2カ年助成)
▽概要はこちら
https://toyotafound.my.salesforce-sites.com/psearch/JoseiDetail?name=D23-PI-0002
本プロジェクトでは、社会背景と現状を踏まえた以下の仮説に基づき、学校や教室、先生対学生という構図にとらわれず、グローカルセンターのコンセプトである「教育の社会化」(地域の誰もが教育の担い手となり、相互にも学び合う場が生み出されること)を掲げ、各個人が既存の概念にとらわれることなく自律的な教育活動が地域の特性や実情にあった形で醸成されている状態を長期的に目指していくチャレンジを行います。
(仮説)
①社会人が学び続けられる環境整備が十分でない可能性がある
②そもそも学習は学校だけで完結するものではないが、学校に押し込める形に見受けられる
③時代によって必要な学びや学び方が変わるなかで、自らで必要な学びの場を生み出せる
ラーニングイノベーターの存在に可能性が秘められている
この仮説を踏まえて、「教育の社会化」の実現に向けて、助成期間中には大きく以下2点に取り組みます!
(1)時代の変化を柔軟に捉え、それぞれの地域や社会で必要となる学びの機会を自らで
創り出して行ける人材である「ラーニングイノベーター」を育てるプログラムの開発。
(2)プログラムの修了者を中心としたコミュニティを形成し、ラーニングイノベーターの
実践を促し、成長過程に伴走するチャレンジネットワークを構築。
※「ラーニングイノベーター」を育てるプログラムの概要
【プログラムの対象(ラーニングイノベーターとなる人材)】
全国の高校生以上〜40 歳以下(教育に関心のある学生・産学官の連携を志向する行政職員、
人事に携わる企業人、NPO・大学の職員など)
※オンラインとのハイブリッドです✨
【プログラムの実施・展開地域】
プロジェクトの中心団体である「特定非営利活動法人グローカル人材開発センター」の活動拠点
/地域である京都市でスタート(1年目は受講20名規模を想定)し、2年目には近隣の府県を中心に複数地域に展開
📷インターンの高津君と山田と議論しながら創りました
ちょうど、コロナ禍の設立10年目の節目でトヨタ財団2021年度国際助成プログラムが始まり世界に同じ問題意識を持つ同志が確かに存在することを目の当たりにしました。助成を終えた後も、メンバーたちとプログラム活動は続いています。(後述)
今回の申請のきっかけは、国際プログラム担当のプログラムオフィサーの方から
ある時「グローカルセンターの目指す姿、若者×〇〇 (小さなものが大きなものを揺り動かしていくような)
Mingleのようなコンセプト・取り組み自体が国内プログラムとの親和性が高いのでは?」という
フィードバックをいただいたことに始まります。
その言葉がなければ、自分たちの活動を客観的に見つめ、新たな取組に挑戦する機会はもう少し先に
なっていたのかもしれないなと思うと本当に有難く感じています。
私たちがそうであったように、これから出会う参加者の皆さんが、
自分たちでは気づいていないポテンシャルに気づくきっかけにしていただけるように努めたいと思います。
未だ出会っていない未来の参加者のみなさん、5月末には募集を開始しますのでもう少し、
楽しみに待っていてくださいネ~!!!
行元・山田・高津(インターン)
▽参考:トヨタ財団2021年度国際助成プログラム(当センター採択)
「気候変動と貧困問題の同時解決システム構築のため、台湾の“-+モデル”をタイと日本でノウハウ移転を行い各国での展開を図る」
英題 : Building a simultaneous solution system for climate change and poverty – applying “+- model” of Taiwan in Thailand and Japan
🐾国際助成プログラム活動の軌跡(note)
https://note.com/glocalcenter/m/mdf0b9b7626e5